ウィル・スミス親子主演の「幸せのちから」を観てきました!
番宣見ても全然興味なかったですよ。
ところが、ある人の(誰か忘れた・・・)のブログでこの映画の感想が書かれていて
その1行に「これは見なくては!」と衝撃的に思ったのでした。
-全財産21ドルから立ち上がった父子の実話に基づいた感動作-
医療機器のセールス(会社から買い取って個人で販売して歩く形式らしい)なのだが全く売れず
奥さんは過剰労働で家計を支える。家賃の滞納も続き、大家からは立ち退き勧告されている一家。
そんなある日、父は株の仲買人の養成コースに願書を出す。
願書を出した中から研修受講できるのは20名。
その中から正社員採用はたった1名。
実地研修の中で一番売上が良かった者のみが採用。研修期間6ヶ月は無給。
(以下ネタばれ有)
まずは住んでいたアパートを追い出される。
安いモーテルに移り住むがそこも追い出されて、父子は地下鉄駅内のトイレに泊る。
そこからはホームレス生活。
毎日、教会の宿泊施設に泊るための長い長い行列に並びその日の宿を得る。
お金が尽きれば息子を連れて医療機器のセールスへ。
ある程度お金が出来て安心していると滞納分の税金を政府に持って行かれる。
医療機器の最後の1台(1台売れれば1月分の生活費になる)が故障して
手元のお金も尽きる。
最終的には彼は見事に正社員雇用され
数年後には独立して事業に成功する・・・という話なのですが
ハッピーエンドな下りは最後の5分程度。
ふんだり蹴ったり貧乏のどん底の更に底な状態が延々と描写されるのです。
つい昨日まで確定申告の為に医療費を計算して
今年はいくらかかるんだろう、、、と今月の給料明細とにらめっこしていた私には
重かった、、、(涙)
悲壮感のある演出にはなっていない。
それが返ってリアリティ感じてしまった。
上司や取引先と笑顔を交わしながらふと自分の財布に目を落とす時の表情。
絶望的にお金が無くなって理性を失う場面も多々あり。
小銭を貸していた友人へ督促に行ったり
財布にお金がないのに上司に「5ドル貸してくれ」とふんだくられたり。
(上司にとっての5ドルと彼の5ドルは重みが全く違う、、、)
切ないなぁー(涙)
しかし、残念ながら父子愛に感動はしませんでした。
典型的なアメリカン・ドリームを描いていると思うのだけど
母親(別れて妹を頼っていき仕事の充てもあった)が息子を引き取りたがったのを自分のエゴで手元に置いた父親(収入のあて無し)に同情できなかったのです、、、。
「子供は母親が育てるべきだ」とは一概に思わないけれど
住む場所も失うかもしれない収入の充てのない父親がなぜ偉そうに「俺の息子を奪うな」と喚けるのか。
そのシーンだけは腹立たしく感じました、はい。
先日NHKで見たネカフェ流民を思い出した。
30代くらいまでの若年層で家賃が払えなかったり
引越しの敷金・礼金がなくて部屋が借りれなかったり
そういう人たちがネットカフェを寝床にしている、と。
住所がないから定職にも就けず、賃金の安い日雇いの派遣仕事をする。
賃金が安い上、収入が安定していないから尚の事貧しくなっていくループ。
貧困の2極化って人事じゃあないなぁ。
オィラだって父が突然他界したら今の給料で一人暮らしして治療費払って、、、なんて絶対できないもの。
番宣見ても全然興味なかったですよ。
ところが、ある人の(誰か忘れた・・・)のブログでこの映画の感想が書かれていて
その1行に「これは見なくては!」と衝撃的に思ったのでした。
-全財産21ドルから立ち上がった父子の実話に基づいた感動作-
医療機器のセールス(会社から買い取って個人で販売して歩く形式らしい)なのだが全く売れず
奥さんは過剰労働で家計を支える。家賃の滞納も続き、大家からは立ち退き勧告されている一家。
そんなある日、父は株の仲買人の養成コースに願書を出す。
願書を出した中から研修受講できるのは20名。
その中から正社員採用はたった1名。
実地研修の中で一番売上が良かった者のみが採用。研修期間6ヶ月は無給。
(以下ネタばれ有)
まずは住んでいたアパートを追い出される。
安いモーテルに移り住むがそこも追い出されて、父子は地下鉄駅内のトイレに泊る。
そこからはホームレス生活。
毎日、教会の宿泊施設に泊るための長い長い行列に並びその日の宿を得る。
お金が尽きれば息子を連れて医療機器のセールスへ。
ある程度お金が出来て安心していると滞納分の税金を政府に持って行かれる。
医療機器の最後の1台(1台売れれば1月分の生活費になる)が故障して
手元のお金も尽きる。
最終的には彼は見事に正社員雇用され
数年後には独立して事業に成功する・・・という話なのですが
ハッピーエンドな下りは最後の5分程度。
ふんだり蹴ったり貧乏のどん底の更に底な状態が延々と描写されるのです。
つい昨日まで確定申告の為に医療費を計算して
今年はいくらかかるんだろう、、、と今月の給料明細とにらめっこしていた私には
重かった、、、(涙)
悲壮感のある演出にはなっていない。
それが返ってリアリティ感じてしまった。
上司や取引先と笑顔を交わしながらふと自分の財布に目を落とす時の表情。
絶望的にお金が無くなって理性を失う場面も多々あり。
小銭を貸していた友人へ督促に行ったり
財布にお金がないのに上司に「5ドル貸してくれ」とふんだくられたり。
(上司にとっての5ドルと彼の5ドルは重みが全く違う、、、)
切ないなぁー(涙)
しかし、残念ながら父子愛に感動はしませんでした。
典型的なアメリカン・ドリームを描いていると思うのだけど
母親(別れて妹を頼っていき仕事の充てもあった)が息子を引き取りたがったのを自分のエゴで手元に置いた父親(収入のあて無し)に同情できなかったのです、、、。
「子供は母親が育てるべきだ」とは一概に思わないけれど
住む場所も失うかもしれない収入の充てのない父親がなぜ偉そうに「俺の息子を奪うな」と喚けるのか。
そのシーンだけは腹立たしく感じました、はい。
先日NHKで見たネカフェ流民を思い出した。
30代くらいまでの若年層で家賃が払えなかったり
引越しの敷金・礼金がなくて部屋が借りれなかったり
そういう人たちがネットカフェを寝床にしている、と。
住所がないから定職にも就けず、賃金の安い日雇いの派遣仕事をする。
賃金が安い上、収入が安定していないから尚の事貧しくなっていくループ。
貧困の2極化って人事じゃあないなぁ。
オィラだって父が突然他界したら今の給料で一人暮らしして治療費払って、、、なんて絶対できないもの。