iDeCo(イデコ)が老後資金作りの王道なら、NISA(ニーサ)は教育資金や住宅資金ほか現役時代の資金作りに有効です。
2014年にイギリスのISA(Individual Savings Account)を参考に導入され、頭に日本のNをつけてNISA(ニーサ)と名付けられた「少額投資非課税制度」です。
現在は非課税期間が5年、年間投資枠120万円の「一般NISA」、非課税期間が20年、年間投資枠40万円の「つみたてNISA」、未成年向けで年間投資枠80万円の「ジュニアNISA」の3つがあります。
2019年の老後資金2000万円問題などもあり、2022年3月末でNISA口座数の合計は約1700万口座、主につみたてNISAの口座数が右肩上がりで増えています。
岸田政権の「資産所得倍増プラン」の柱がNISAであり、年末に向けて改良が検討されています。
現在の3つのNISAは、
非課税期間はいつ終わる?終わったらどうすれば?
投資期間はいつまで?
売却したら投資枠どうなる?
一般NISAとつみたてNISAの使い分けは?
1年間にどちらかしかできない? 等々
取り扱いがわかりにくく、管理も手間がかかり、使いこなすのが大変です。
そのせいか上述の口座数1700万口座のうち未稼働口座(買付けが無かった口座)は一般NISAが51%、つみたてNISAが28%もあります。
せっかくの税制優遇制度も、利用者は実質約900万人なので国民の1割に満たず、買付け額27兆円は総金融資産2000兆円の1%強しかありません。
投資、資産形成をやったことがない人は、ただでさえ投資にたいする恐怖、投資アレルギーがありますので、投資の道具・仕組みが複雑で、わかりにくければやってみようという気が萎えるでしょう。
欧米がインフレ退治のため金利を上げていますが、日本は低金利のまま。預貯金がまったく増えない中、せっかくの税制優遇制度、使わないのはもったいないです。
現在NISAが2024年にむけて、わかりやすく、使い勝手の良い方向に改良されていますので期待してよいと思います。
資産形成は山登りにたとえられますが、若いうちから登るほうが高い山に登ることができます。
NISAについてよく知りたい方、NISAを始めてみたい方ほか、お気軽にご相談ください。