2013年が明けて早1カ月が経とうとしていますが、みなさまにとって今年はどんな年になりそうですか?



昨年12月安倍政権に代わり、大胆な金融緩和によるデフレ脱却・円高是正といった経済政策(アベノミクス)への期待感から株高・円安が進んでいます。



すでに企業は輸出で売り上げを改善し、個人は株や外貨で儲けている方がでてきています。



景気の”気”は気持ちの”気”といわれるように、今度こそ約20年にも及ぶデフレによる景気停滞から抜け出せるのでは、という気持ちの高ぶりが感じられます。




景気が良くなるのはもちろん歓迎ですが、ここは冷静にわたしたちの暮らしへのマイナス面も確認しておいた方がいいでしょう。




まず「円安」ですが、輸出企業によって業績が改善する一方、輸入品の価格が上昇します。すでにガソリン等は値上がりしています。



次に「インフレ目標2%」ということで物価や長期金利が上昇します。実際、昨年12月の住宅ローンフラット35の金利1.81%が今年1月は1.99%と0.18%上がりました。3,000万円の住宅ローン35年固定金利の場合、利息額の差は115万円にもなります。



住宅ローンを変動金利で借りている方も、金利は長期金利が短期金利に先行して上がりますので、早めに借り換え等の準備をしたほうがいいでしょう。



消費税は来年の4月から8%に上がる予定ですが、今年の1月から復興特別所得税が所得税額に対して2.1%上乗せ課税されます。




つまり、景気全般は上向く方向ですが、物価やローン金利、税金は上昇しますので給料が上がらなければ手取りは減ることになります。



良い年になることを期待しつつ、当面は慎重な生活が必要かもしれませんね。