人生100年時代、長い定年後の生活資金の柱は、間違いなく「公的年金」です。

 

なんといっても生涯受け取れる終身年金であることが強味であり安心材料。

 

 

iDeCoやNISAは公的年金を補完するもの、脇役です。

 

 

その将来頼りになる年金ですが、どのくらい中身わかっていますか?

 

 

今回は年金のこれだけは知っておきたいこと、これからの年金の受け取り方増やし方を中心に取り上げます。

 

 

年金は自営業、専業主婦などが加入する「国民年金」と会社員、公務員などが加入する「厚生年金」(国民年金にも同時加入)があります。

 

国民年金は20歳から60歳までの40年間、厚生年金は在職中であれば最長70歳まで加入対象です。

 

10年以上加入すれば受給資格があり、国民年金は満額で年約80万円、厚生年金は加入中の給料と加入年月で決まり、原則65歳から受け取れます。

 

 

肝心の将来もらえる年金額は、50歳以上の方は誕生月に日本年金機構から届く「ねんきん定期便」で把握できましたが、50歳未満の方は今まで払った保険料に対する年金額しかわかりませんでした。

 

今年の4月、年金額を簡単に把握できるツール「公的年金シミュレーター」がリリースされました。ねんきん定期便に記載されているQRコードを読み取って生年月日を入力するだけ、IDやパスワードも不要で、将来もらえる年金の見込額がグラフで表示されます。

 

 

このツールの良いところは、今後定年の延長が予想され働き方がより多様化していく時代に、もらえる年金額が簡単にシミュレーションできることです。

 

 

今後の年収、就労完了年齢、受給開始年齢の項目がありスライドバーを動かすだけで、年金額が増減するのが簡単にわかります。

 

 

ここで気づいていただきたいことは、長く働いたり、年金を受け取る年齢を遅らせたら年金を増やすことができるということです。

 

 

受け取る年齢を遅らせることを「繰下げ受給」といい、1カ月当たり0.7%増額されるので70歳まで繰り下げると、65歳受給額の42%増額(0.7%×60カ月)になります。

 

 

現在は60歳定年で、65歳まで継続雇用、65歳から年金を受け取るというのが定番ですが、今後は定年が延長され65歳になり、70歳くらいまで働き、繰下げした年金を受け取るパターンなど多様化していくでしょう。

 

 

一方iDeCo・NISAは、大幅に減少する定年後の雇用の給料や不足しがちな年金を補う重要な役割を担います。

 

 

人生100年時代、従来より多く必要になる老後資金を作るために、多様化する働き方や年金の受け取り方、iDeCo・NISAによる資産形成を賢く柔軟におこなうことが大切になってきます。

 

 

iDeCo・NISAのご相談は下記までお気軽にお願いします。

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