非細菌性慢性前立腺炎は様々な食物アレルギーにより発症し、その中で最も顕著に症状を誘発する食材が小麦である、という事が自分の体験から得た結論。
そこで、非細菌性慢性前立腺炎に悩む人に、その前立腺炎が小麦のグルテン由来かどうかを、2週間ほどのグルテンフリー生活で検証してみる事をお勧めしてきたわけですが、実行するにあたっての盲点がある事に気付きました。
大麦、ライ麦の問題です。
大麦、ライ麦には、小麦のタンパク質「グルテン」に似たタンパク質が含まれており、グルテンを受け付けない人は、少なからず、大麦、ライ麦でもアレルギー反応を起すようです。
"交差抗原性"というそうです。
私も遅ればせながら、自分が大麦にも反応するという事を確認しました。
1年ほど前、麦芽エキスが使われているチョコフレークを食べてしまい、グルテンを摂ったのと同じ苦しみを経験した時に、気付くべきでした。
(余談:なぜかコーンフレークには大概麦芽エキスが使われています。)
麦芽エキスの材料は大麦です。エキスだけにタンパク質成分の濃度も高いのでしょう。
一袋チョコフレークを食べてしまい、1ヶ月以上、胃腸の不具合、腰痛、前立腺炎を引きずりました。
その時は麦芽エキスの材料は小麦だと勘違いしていたのかもしれません。
深く調べずにその後麦芽エキスは避けるように注意だけはしていました。
昨年末、白米だけのご飯より麦ご飯の方が食物繊維が多く含まれているため血糖値を上げにくくて体に良いという話から、麦ご飯を試してみた時期がありました。麦ご飯に混ぜる麦は"大麦"です。
白米に対して1割ほどの量の押し麦(大麦を潰したもの)を混ぜて食べていましたが、それほど体調に変化が無いので、大麦は自分は食べられるんだ、と最初は思っていました。
健康効果を高めるために、ご飯に混ぜる押し麦の量を3倍に増やしてみた頃から、じわじわ体調の変化を感じ始めました。
腰痛、前立腺の痛みなどです。
そこでようやく自覚しました。大麦も小麦と似た反応を体に引き起こす事を。
思い起こしてみると、このブログの最初の方の投稿で引用した海外の前立腺炎で悩んでいる人のコメントに、ビールを飲むと症状が悪化するというものがありました。
ビールに使われている麦芽は、大麦を原料にしたものが多いようです。
グルテン不耐症の人がビールを避けた方がいいのは、小麦のグルテンはもちろん、大麦にも反応する危険性があるからなのでしょう。
そのような事から、前立腺炎の原因が小麦かどうかを調べるためのグルテンフリー生活では、小麦のみならず、大麦、ライ麦も避けなければ意味が薄いという事が言える事に気がつきました。
加工食品の材料に、
●麦芽
●麦芽エキス
●麦芽水飴
●モルトシロップ
●モルトエキス
が使われていたら、要注意です。
なお、「麦芽糖」は紛らわしいですが、最近はほとんど麦を材料としていないらしく大丈夫なようです。
「オーツ麦」もグルテンに似たタンパク質が存在しないので大丈夫なようです(※追記参照)。
nacoさんのブログが参考になりました。
https://nhkomorebi.com/maltose/
非細菌性慢性前立腺炎に悩んでいる方は、是非、以上の大麦関連製品にも注意を払いながらグルテンフリー生活を試してみて下さい。
※追記 オーツ麦は大丈夫と思い、一時期オートミールを愛食しましたが、しばらくして前立腺炎の症状を発症しました。
製品の袋に同工場で小麦を扱っている記載があったので、少量の小麦が紛れていたのか、それとも大麦などと同様の"交差抗原性"によるものなのか。原因は不明ですが、オーツ麦の摂取も注意が必要です。