パリ大会・マスターズ1000;きのうの2回戦終了後の、16ドローはこうなった
ジョコビッチ(1) 対 モンフィス イズナー(13)
ディミトロフ(9) 対 マリー(8)
フェレール(4) 対 ベルダスコ シモン(15)
ツォンガ(10) 対 錦織(6)
---- 以下はボトムハーフ ----
ベルディヒ(5) 対 F.ロペス(12)
アンダーソン(14) 対 ヴァヴリンカ(3)
ラオニッチ(7) 対 バウティスタ・アグート(11)
フォニーニ(16) プイエ 対 フェデラー(2)
これで、ATPの最終戦・ロンドンへのレースは、可能性のある候補者6人が皆
勝ったので、それぞれ90ポイントを獲得してスライドしたような形になった。
実質の第4位 マリー 4385ポイント
実質の第5位 錦織 4355ポイント
実質の第6位 ベルディヒ 4195・・・錦織越えにはパリ大会で準決勝進出が必要
(出場確定済 チリッチ 4150)・・・第8位以下でもトップ20の先頭GS保持者故
実質の第7位 フェレール 3955 ・・・錦織越えにはパリ大会で決勝進出が必要
実質の第8位 ラオニッチ 3930 ・・・錦織越えにはパリ大会で決勝進出が必要
実質の第9位 ディミトロフ 3645 ・・・錦織越えにはパリ大会で優勝が必要
※第6位以下は、分かりやすくするために 既に出場が確定している
チリッチを除外してのポイントの順位を書いてます。
あと4枠です。
・現在3Rから、準々決勝 進出で獲得ポイント: 180-90=90
・現在3Rから、準決勝 進出で獲得ポイント: 360-90=270
・現在3Rから、決勝 進出で獲得ポイント: 600-90=510
・現在3Rから、優勝 で獲得ポイント: 1000-90=910
もし候補者6人全員がきょうの3回戦に勝利したら、こうなります:
実質の第4位 マリー 4475ポイント
実質の第5位 錦織 4445ポイント
実質の第6位 ベルディヒ 4285・・・錦織越えにはパリ大会で準決勝進出が必要
(出場確定済 チリッチ 4150)・・・第8位以下でもトップ20の先頭GS保持者故
実質の第7位 フェレール 4045 ・・・錦織越えにはパリ大会で決勝進出が必要
実質の第8位 ラオニッチ 4020 ・・・錦織越えにはパリ大会で優勝が必要
実質の第9位 ディミトロフ 3735 ・・・錦織越えにはパリ大会で優勝が必要
※第6位以下は、分かりやすくするために 既に出場が確定している
チリッチを除外してのポイントの順位を書いてます。
・仮の4Rから、準決勝 進出で獲得ポイント: 360-180=180
・仮の4Rから、決勝 進出で獲得ポイント: 600-180=420
・仮の4Rから、優勝 で獲得ポイント: 1000-180=820
解説: 3Rの現時点でも、まだ少しの(錦織がファイナルに行けない)可能性が
あって、それは次のAND条件の場合:
・マリーが、結果的に錦織と同じラウンドまたはそれ以上まで勝ち進む
・ベルディヒが準決勝進出以上である
・決勝がフェレール対ラオニッチになるか、ディミトロフ対ラオニッチに
なってかつディミトロフが優勝した場合
に限られてきます。 錦織が勝ち進めば勝ち進むほど、条件が狭くなって
いくということです!
逆に言うと、もしマリーが錦織より早いラウンドで敗退してしまえば、
決勝進出に3人も不可能なので、その時点で錦織のファイナル行きが確定
します! こうしてみると、マリーのバレンシア優勝は大きかったですね。
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訂正。 錦織が今夜の3Rに勝利時のポイントの誤りを上記本文中で訂正済み。
実質の第5位 錦織 4435ポイント → 4445ポイント
あれ? ベルディヒの計算も間違ってた!
実質の第6位 ベルディヒ 4275ポイント → 4285ポイント