錦織が、鉄のスタン相手にまた耐えに耐え、フットワーク力とストロークの精度でファイナル64勝ち!
いやー、第3セットのタイブレイクを取ったときには、このまま良い試合を
してくれれば、それで(KNは)満足だと思ってました。
お互いの良いところが出ている、スーパーショットも時おり見られる接戦の好試合。
ヴァヴリンカの片手バックハンドが怖いほど、えぐいクロスに入ってくる。
バックのダウンザラインも、怖い。 サーブも、要所では高速サーブを決めてくる。
そんなヴァヴリンカと、競った試合をできれば、それでいいと・・・
でも、錦織の気持ちは、もっと上を向いてました。
ベースライン後方からウィナーを決められても、ベースラインの内側に入って
角度のあるクロスを決められても、気持ちが折れず集中力を切らしませんでした。
試合直後の(WOWOWからの)コート上のインタビューで、
「急にマッチポイントがきたので攻める気持ちを無くさずにやってました。」
と言う錦織が、46、75、76(7)、67(5)、64 で4時間15分の大激戦を制し、
日本人男子としては熊谷一弥さん以来96年ぶりの全米ベスト4に進出した!
----
蛇足。 これで、暫定10位となり、錦織より下位の選手で準々決勝に残っている
チリッチ(2205)またはモンフィス(1845)がこの大会で優勝しなければ
追い越されないので、錦織(3390)の10位以上が確定する。
※かっこ内は現在時刻でのライブ・ATPポイント。
※現在試合をしている、ジョコビッチ対マリーで、マリーが勝てば
暫定10位、負ければ暫定9位となる。 最悪のことを考えて
ここでは暫定10位としておきます。
----
20:55-21:15追記。
錦織がヴァヴリンカに勝てた要因の追加。
・NHKの19時のニュースのトップで福井烈さんが言っていた「対応力」
・チャンコーチの厳しい指導により、メンタルとフィジカルを徹底的に鍛えた。
また、「彼の今のランキングやプレーから見てすべてのグランドスラムで
2週目まで残れない理由が無い。」、
「まだ喜べない。上まで行かないといけないというプレッシャーもかけてやって
いる。勝てないという相手はいないと思うので、上を向いてやりたい。」
「まだ大会は終わっていない」 という、 ”洗脳” も顕著な結果を出している。
・好機と見るやネットに出て、ネットアプローチによるポイント獲得率が
29/37(=78%)と非常に高かった
21:30追記。 これも読んでおきましょう!
ベスト4の快挙果たした錦織圭 「トップ10を二人破れたことはすごい自信に繋がる」
from ニュース | 「WOWOW TENNIS ONLINE」 | WOWOWオンライン
http://cdn.wowow.co.jp/sports/tennis/news/detail_140904_01.html
21:42追記。
きょうの報道ステーションに、また松岡修造さんが出るそうです。
前回のラオニッチ戦の時は、22時台前半とは思わず、録画に失敗したので、
今回はちゃんと21:54から録画予約をしたよ! (笑)
→松岡修造さんの解説はいいね! 各セット毎の、ポイントとなる場面の
映像と共に解説をしてくれる! その的確さに共感したよ。