タジン鍋の鍋本体に、台所にあった物で取っ手の代用をつけたら、炒めやすくなってフライパンになった!
たぶん、ほとんどの家にあると思われる、台所にある物。
それは・・・
完成形はこうなった。
前後はしっかりしてます。 左右は、やや遊びがあるけど、大丈夫なレベル。
取っ手の代用にしたものは・・・
電子レンジの丸皿用の「取っ手」です。
取りつけた状態を横から見てみましょう。
上側は、ちょっと物足りない。
引き続き、裏側から。 こっちはしっかりはまってますね。
もう少ししっかり取りつけるために、
シリコンシート(0,5ミリ)をかませてみました。 ・・・釜炊き三昧で出てきた奴
これで、左右の遊びがだいぶん減って、よりしっかりしました。
実際に使う時のことを考えて、いちいちこんなことをやってられない、
鍋が熱い時には「取っ手を取り外したら、再度シリコンシートをかませるのは無理」
そうなので、もう一つのシリコンシートをT字型に切って、結んでみました。
裏側は、こうなってます。
なかなか良いです、これ。 シリコンがすべり止めの役目もしてます。
でも、問題点が1つ。
取っ手が重すぎて、自立しない! (笑)
つまり、取っ手をつけたままガスコンロ上に放置できないのです。
もちろん、鍋本体の内容物がかなり重ければ自立しますが。
そして作ったのが、これ。 里芋等が2~3割増しの、芋煮!
今回は、水以外の調味料を4/3倍にしたけど、水分が多すぎて沸騰してくると
しばらくしてあふれた! ・・・ ・・・けっこう、ガスコンロ上にこぼれてました
60ccくらい煮汁をとっても、ギリギリくらい。
材料が多いと、前回の水100cc+合わせ調味料合計135ccでもあふれるようです。
液体をまず200cc~180ccくらいで煮立たせて、煮込んでいってだいぶん液体が
減ってきたら、残りの液体を投入するような形にした方がいいと思います。
①非常に炒めやすくて、バッチリでした!
・肉+里芋でようやくギリギリ自立。(里芋の半分以上が向こう側に必要)
②でも、こぼれやすくて、大根が何回かこぼれた! (苦笑;)
③取っ手は、熱くならなかった。 ぬるい~あたたかい程度。
根菜、きのこ、長ネギなどの材料は、今回のが内径19.5cmのタジン鍋の限界。
・里芋(中のやや小ぶり) 9個 <2個くらい増>
・牛肉(切り落とし) 約150g
・大根 1cm×4個 <1個増>
・人参 3cmちょっとかな? <とにかく増やした>
新・ささがきごぼう 100円くらいで売ってるのの、約半分
・ぶなしめじ 1/2パック
新・舞茸 1/3パック
・長ネギ(中) 1/2本
出来上がり:
・煮汁がけっこう必要なんだけど、材料の量が限界を超えた時の例
しまった! 煮汁があふれたので気が動転して、蒸らすのを忘れた!
代わりに、10分くらい多く煮込んでしまった!
※合計の煮込み時間が15~20分くらい
ゴボウを入れて味が良くなったかどうかは、分かりません!
味の違いがよく分からなかったのです。(苦笑;)
台所にある物で、取っ手の代用をさせてフライパンとしても使えるタジン鍋。
いかがでしょう?
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11/9 重要事項を追記。
その後、調べたら、タジン鍋に使えるような丸皿用の取っ手が今では
ほとんど無い状況であることが分かった。
①上記の取っ手は、2010年頃にもう生産終了で、流通在庫も無い。
棒の片側が丸皿用、反対側が角皿用の取っ手の奴だ。
②上記によく似た丸皿用の取っ手が1つ同じメーカーから出てるが、
サイズがもっと大きめのオーブンレンジ用のようで、上下の爪の間隔の
高さ方向の間隔や、下の「爪」の先端と上の爪の間の水平方向の距離
が少し大きくて、タジン鍋には使えない・ひっかからない可能性が高い。
③現時点では、レンジ用の「取っ手」は付属品として本体商品につけてない
ようで、メーカー側は(お持ちの)「ミトンを使え」という方針のようだ。
部品として供給してる場合でも、角皿用の取っ手しか見あたらない。
ガス・オーブンレンジ用でも探してみたが、角皿用しか見あたらない。
④メーカー側が丸皿用の取っ手を供給しない理由は、たぶんだけど、
丸皿用の取っ手はやや不安定なので、持ち運び中に落下の事故などで
訴えられるのを回避するためにそうしたのではないか?
試しに、手持ちのレンジでつまんでみると、左右方向にはけっこう揺れて
ちょっと気になる揺れ方なのだ。 皿の中味が重いと、丁寧に扱わないと
ちょっと危険かもしれないと思った。
ほとんどの家にあると思ったが、ちょっと期待させてしまって申し訳ない。
もし、似た形のものを使ってみる場合には、上下の爪の噛み具合を充分に
チェックし、揺らしても大丈夫かとか、重い物を持っても大丈夫かを充分に
チェックしてからお使いください。