削除したデータを復元させる時に、日時まで元通りにするソフトはシェアウェアしかないのか?
先日、1つのファイルを削除したつもりだったが、そのディレクトリの全部が
消えてしまったKN。
たぶん、反転している部分の見まちがい・確認もれ でそうなったのだと思うが、
520個くらいあるので、被害が大きい!
自分は、とりあえずフリーソフトの「パンドラ・リカバリー」を使っているんだけど、
こいつは ファイルの作成/更新された<日時分秒>については復元して
くれないのだ! 残念! 認識はしているのに、出来ないなんて、片手落ちだぞ。
該当のディレクトリがデータドライブのFドライブにあったので、ほとんどを復元
出来るんだけど、プログに掲載した写真や画像のデータたちなので、
出来る限りオリジナルの日時分秒で持っておきたいと思ったのよ。
時系列じゃないと、何のデータかはっきり分からないしね。
・・・ ・・・ 文体がヘンだ (笑)
最初は、1個1個、手作業で日時を修正していったが、2回ほどやって疲れた。
でもまだ50個位しか修正できていないので、全然遠い!
ということで、ネット上で復元時にファイルの作成/更新日時までも復元してくれる
ソフトがないか探してみました。
どうも、フリーソフトでは無いようです。 概要説明の所に書いてあるものが
無いのです。
シェアウェアでは、かろうじて1個見つけました。 他にもあるかもしれませんが、
「File Scavenger 」という奴です。 現時点のバージョンは4.1。
デモ版は、64KBくらいまでのデータしか復元できないということだが、
それでもかなりマシなので、やってみました。 (バージョン3.2を使用)
※64KBを超えるデータを対象にすると、強制的に64KBでカットされます!
ステップ1:サーチパネル。
・これが、最初にドライブを指定して復元できる可能性のある候補を
サーチさせたあとの画面です。
・初期値はディレクトリを無視してベタに一覧で出るので、このように
ディレクトリ毎に表示させるように、そのためのボタンを押します。
Statusの列にて、Good が 復元の可能性が高いもの、 Poor が 低いもの
です。 (こいつは、goodでも100%ではないみたいですね!)
ステップ2:復元パネル です。
各ファイル名の左側にある□で、どのファイルを復元するかを指定します。
出力先のディレクトリを上側の欄で指定できます。
その下に同様のディレクトリ構造で復元するかどうかを選択可能です。
これでかなり救われましたが、 これで復元したやつの中にも、おかしい奴
がありました。(5%くらいかな?)
それを、1個1個バイナリで比較していたのでは、大変なので、
これもソフトが無いか探してみました。
そしたら、いい奴がありました!
「AikoWin」という奴です。もちろん、フリーソフトです!
(現時点のバージョンは1.551)
こいつは、バイナリで一致するものと一致しないものを4種類に分けて
一覧のリストにしてくれる、ありがたい奴です。
一致/一致しない(Aにあり、Bに無い/両方にあるが、違う/Bにのみ有り)
一致してた場合に片側を削除する機能も付いているので、便利です。
※左=原本=比較元、 右=比較先=削除できるサイド
こんな感じでメイン画面で指定します。
※注意: 複数のディレクトリを指定できるので、間違えないように
要注意です。
比較結果は、こんな感じで出てきます。
※こまかい話ですが、このサンプル画像は、1つ上のメイン画面での
指定とは、左右が逆になってます。この画面がテストの最初の頃
で、1つ上の画面が(左右を入れ替えて)本番での実際の画面。
「釜炊き三昧-かまどの様子.jpg」以下の、右サイドが空欄の奴が、
原本=比較元にしか無いファイル、
両側の同じ行にある奴は、(ファイル名が同じで)中身がバイナリで違うファイル、
※ファイルの作成/更新日時の違いは無視されます!
たぶん、属性も無視されると思う。
左サイドが空欄で、右サイドにファイル名がある奴が、比較先にしか無いファイル。
今回の実行では、ファイル名の頭にXの文字を付加しておくと、なぜか比較対象
になりませんでした。
注意: 削除モードで実行すると、真ん中のタブ(同じファイルリスト(359件)の所)
には何も残りません! どれが一致しているかを知るには、削除する前に
比較しておいて、その同じ/違いのありようをしっかり「メモ」してください。
メモ→スクロールキャプチャソフトでイメージコピーを取っておくと
便利ですよ。
こうして、かなり減らしたけど、
まだ130個くらい残っている。(笑)
1日20個やったとしたら、1週間でクリアできる量だな。
(参考) 消えた直後に実行したパンドラ・リカバリの復元候補一覧画面の
スクロールキャプチャを保存してあって、
その日時分秒を見ながら手作業で入力していくのだ。
その中で、ファイル名の並び順が作成日時分秒の昇順になって
いるので、該当のファイルを見つけるのが非常にやりにくい!