ストウブのフタ風のアルミ蓋を使って釜炊き三昧で炊飯したら、かなり良かった! | KNのブログ

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ストウブのフタ風のアルミ蓋を使って釜炊き三昧で炊飯したら、かなり良かった!


ストウブのフタ風というのは、
   ・内側に垂直に下がっている出っ張りがあり
   ・そこからフタの中央に向かっては、平らである
という形状をしたフタのこと。

これにより、フタの中央が少し盛り上がったフタや、まったく平坦なフタよりも
少し圧がかかるのではないかとKNは思ったのだ。
フタの端が垂直に下がっているステンレス蓋よりも蒸気を少し多く逃がし、
結果的に「ステンレス蓋と木蓋の中間寄りのご飯粒の食感」にできるのでは
ないかと考えたのだ。 但し、こいつでは玄米を炊けないかもしれないけどね。


ネット上で探したらありました!

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      ・一番外側が18cm用、真ん中が15cm用、その内側も12cm用として
       使える兼用フタです。
      ・これが使える15cm鍋の内径が150ミリ丁度であることを確認してから
       このフタを購入しました。(150ミリより大きいと、出っ張りとぶつかる!)


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      ・釜炊き三昧の4合タイプの釜の内径が150ミリなので、
       「真ん中が15cmの鍋用になっている」18cm用を、わざわざ選んだ。
      ・このフタは、遊びが非常に少ないです。 (どれも)1ミリ弱です!
       ギリギリセーフでした! (ラッキー)


これを使って、釜炊き三昧でご飯をいつもの2合炊いてみました。
水は(木蓋のみ時用の)380ccで。

このフタ自体は138gなので軽すぎるため、重しをしました。こんな感じ。
コップが210g×2、じゃが芋を入れると各々302gと298g、フタと緑色のシリコン
で160g、合計760gにしてみました。

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要点だけ。
いつもの通り、2合で。 水は木蓋のみの時と同じ380ccにした。
予定は、だいたいいつもの
   ・噴きこぼれるまで6分-7分くらい
   ・弱火で6分30秒-7分30秒
   ・中火の強火で20秒
   ・蒸らしは13分

今回は、噴きこぼれたらややゆるやかに弱火にしていくパターンでやってみた。


XX:01:00 強火でスタート ・・・実際には強火の弱火くらいだったかも
 08:00 少し湯気が出てきた。
 08:18 激しく噴き始めた! スグ中火にした。 ・・・これまでで一番激しかった

 08:38 中火の弱火にした
 09:08 (予定より10秒遅れたが、)弱火にした。
 10:00 かなり蒸気の勢いあり! (量も多い) 
     なぜか噴いているのは、手前側の10センチ弱の範囲のみ。
     フタの上のコップは熱くないよ。 噴いた量は、やや多め程度で
     たいしたことない。 最初の頃が一番多く噴いていたと思う。 
 14:45 フタを開けて確認。 まだおかゆさん状態。水はややつかり気味にある。
 15:55 フタを開けて確認。 いい感じだが、もう少しかな? ブワッとは来なかった
     が、湯気がいっぱいそうだった。
       →フタを一気に取れないので、まずコップを取り除かねばならず、
         その時に蒸気の出る量がかなり減ったから、その時点でかなり
         圧が抜けたのではないか?

 16:20 中火の強火で20秒スタート
 16:40 火を止めて、蒸らしスタート。
 21:00 コップの側面はぬるい! (40度以下)
     シリコン自体は45度以下だが、アルミフタと密着させるとそこから熱が
     伝わってきて、熱い! (1秒ではヤケドしないが2~3秒では危険)
 29:40 13分の蒸らし終了。


出来上がり:
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      ・ご飯がふんわり、そして柔らかいです。
       フワッとした感じでしゃもじが入っていく。 ややベチャッとした切り口。


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試食結果:
   ・ご飯に新米ぽい感じが少しあった。 いや、炊きたての感じかな?
    まあ、そんな感じの「イイ感じ」がするのだ。 (温かい内に食べた時)
   ・ご飯はフワッとしているが、少し弾力有り、噛んでいくと粘りと少し
    ネチョッとした感じ。
   ・ご飯粒の味がし、甘みもあるが、ご飯粒の味が強調されている。
    あとあじの甘さの「引っ張り具合」が、一番最初に釜炊き三昧で炊いた
    時の味にかなり似ている。 (甘み?がジュワーッとなんか尾を引く様に
    続くのだ)
   ・木蓋の場合と比べて、ご飯粒に弾力が有りすぎないのが良い。
   ・噛んでる後半で、ネチョネチョしてくるのがこいつの特徴かな。
    そこが、こいつのあまり好きでない点だ。


かなり良いです!
ステンレス蓋と同じレベル以上に炊けてます。
後半でネチョネチョしてるのを除けば、ステンレス蓋で炊いたときよりも
いいかもしれません。 KNは、こっちの方が好きかも。

次は、もう少しフタを軽くして(蒸気をもう少し逃がして=圧を減らして)
炊いてみて、それで(このアルミフタを)評価してみたい。 360ccがいい?
完全体ではないが、非常にイイ傾向をしているのだ。


最後に、気になる噴きこぼれの程度の写真です。
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      ・噴きこぼれの様子1


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      ・噴きこぼれの様子2 ・・・そんなに多くないです。反対側は無し。



---- ここに至る経緯、 今後の構想を考え中 ----
炊きあがりの感じは、こんな感じの順番になっていると思う。
   注意: おいしさの順番ではない。 食感や、味の近い順に並べたもの。

①付属のステンレス蓋で、釜炊き三昧

②ストウブのフタ風のアルミ蓋で、釜炊き三昧

③木蓋の底にアルミ板で、釜炊き三昧

④木蓋で、釜炊き三昧

今後は、この仮説の検証および主要な炊き方を研究していきたい。
理想は、柔らかさ、粘り、弾力、うまみ、甘み を火加減や水加減で調整できる
ようになりたいのだけれど、パラメーターを独立して動かせるように炊き分け
できるとも思えないので、
炊き分けできる領域を「見極め」ていきたいと思う。
   ※③は、今後は使わない/テストもしない予定。特性はおよそ分かったので。