釜炊き三昧の4回目は、重しをつけて炊いてみた
要点だけ。
いつもの通り、2合で。水は前回と同じ360ccにした。
※計量カップに誤差があるようで、実際には370ccくらいかも
紙パック(1L)に各々100ccの水を入れて、紙パック用クリップで止めた物を
2個用意。 ・・・水が多すぎると、重すぎて危ないと思ったのだ!
XX:53:00 強火でスタート
00:00 このメモを書いてたら、何かジュワーッという音がしてて、まだそんな時間
ではないだろう? と思っていたが、一区切りついてから見たら、
噴きこぼれている最中の音だった! もう7分近く時間が経っていたのだ!
噴きこぼれが20秒~30秒(←たぶん)続いた後で、00:00頃に弱火にし、
紙パック2個の重しをした。(トータル約200gを追加)
しばらく噴くのはおさまった、いい音もしなくなったが、
また音がしだした。(1分後くらいかな?)
04:00? 片方の紙パック(手前の、蒸気がいっぱい出る側)が、少し熱くなって
きて、ふくれても来ていたので、99gの小鉢に交換!
06:30 フタを開けてみたが、まだおかゆさんぽい。 ?? アワアワ生成中。
もう一方の紙パックも、やや熱くなってきていた(ふくらんではいない!)ので
小鉢に交換した。
07:50 中の水分の状態からここまで引っ張ったが、 ・・・その後フタは開けてない
ここらで打ち切り、前回と同じ20秒の強火を開始。
08:10頃 13分の蒸らしスタート。
21:10 蒸らし終了。
噴きこぼれは、今回の方が少し多かった。但し、2カ所でなく、1カ所(90度くらいの範囲)だけだったが。
蒸気の出方もこれまでよりも多かった気がするが、圧がかかって勢いがあっただけかも。 炊く時間が1分20秒長くなったのに、6分30秒時点で水分量がけっこう残っていたので。
出来上がり: 見た目に違いはほとんど無いけれど、いちおう写真を。
・カニ穴の程度などは、前回と似てます。
・しゃもじを入れていった感じは、前回と少し違います。
試食結果:
・ところどころ、ほんの少しカタイ! (芯があるのではないよ)
ご飯粒がはっきりめなので、そう言われないと気がつかないだろうけど。
ストウブ・シャスールでの悩みの現象と同じだ!
ということは・・・ これであのカタサの原因が分かったかも!
・ご飯粒のつぶつぶを感じ、ややネチョネチョというか粘り、そして少し甘みを感じる。
そんな味です。 うまい方です。 前回より甘みを感じる時間が長いと思う。
・「ややネチョネチョ」の部分と、気がつきにくいが「ほんの少しカタイ」のが不満。
200g重しを追加すると、良い面もあったが、トータル的にはややイマイチになった。
それよりも、ストウブ・シャスールでの悩みの現象「少しカタイ」が分かった気がする
のが嬉しい。 ・・・まだ分かったわけではなく、これから検証要だが。
仮説。
重しをすると、鍋の内部に圧がかかり、蒸気が少し逃げにくくなる。
その影響で、水分を飛ばすためには少し時間を長く(弱火で)炊かないといけない。
釜炊き三昧: ストウブ/シャスールよりもかなり蒸気が逃げる
シャスール: 圧力がかかるので、高温になり、炊く時間も長くなる。
それゆえ、ストウブ/シャスールで弱火のやや強火で炊くと、高温の時間が長すぎてご飯粒がカタクなるのではないか? (弱火のやや弱火だと柔らかすぎて困っているのだが)
検証方法:
シャスールで、穴あきのガラス蓋を使って弱火のやや強火で炊いてみる。
このガラス蓋は、穴あきの中でも蒸気の逃がし度が少ない方だ。
これでカタサがとれれば、蒸気の逃がし度・高い圧力、高温 が原因ということになる。
紙パック方式はダメでした! 爆発等の危険がある。
もしやられるなら、陶器製を使いましょう。 小ぶりの石ころがあれば、それでもいい。
今回の最終形は、この構成でやった。