かなり回り道をしたけど、ようやく以前と同じくらいの炊きあがりに戻りました!
・ご飯はふっくらしている方
・やや甘みが戻った!
予定の炊き方だったのは、
・中火でスタートして、完全沸騰まで穴あきのガラスふたで8分
・そのあとシャスールのふたに交換して、30秒~1分そのままの火加減で。
(時間は様子を見て判断;噴いてきそうになったら終了)
・弱火で9分~11分
・中火の強火で20秒
・蒸らしは10分
お米は、去年のお米で、精米時にあまり胚芽が取れていないものを使った。
これまでに食べてきたものと同じ玄米からのものなのだが、先の暑い夏を
経験しているところが、これまでのお米との大きな違い。
そして実際は
①米2合に対して、水は当初の分量に近い380ccにした。
②完全沸騰まで穴あきのガラスふたで。これは、沸騰の見極め用で≠最終形。
そのあと、しゃもじで軽くかきまぜることはしない!
③同時にみそ汁を作っていたら、タイミングが遅れ、ガラスふたに泡アワが
上がって迫ってきて、噴きこぼれる寸前だった! 丁度9分後くらい。
「30秒~1分そのままの火加減」があったとみなして、次の工程へ。
④ガラスふたを開け、泡アワを静めてから、弱火に変更。
そしてシャスールのふたに変更。(順番は弱火が後かも)
噴くか噴かないかの状態の寸前をキープするつもりで火加減を見張る。
結局、その後9分か10分を弱火で炊く。 ・・・9分か10分か定かでないのだ
⑤丁度、「9分か10分」後の蒸らしに入る直前のタイミングで、自動消火された!
※これまでは6~7分前後で自動消火されていたから、そのこと
からも、これまでより弱火であったことがうかがわれる。
⑥蒸らしに入る直前のご飯の状態をチェックしたくて、ちょっとフタを開けて
スプーンでご飯をちょっとすくって、食べてみる。
→芯がない!
・水蒸気があまりなく、水分もかなり少ない(下の方)状態だった。
・もっとジュワッとした状態で蒸らしに入りたかったのだが。
⑦蒸らし直前の中火の強火は、予定よりちょっと減らして15秒くらいにした。
⑧蒸らし時間は丁度10分にした。
出来上がり:
・胚芽がかなり残っているので、ご飯が「かなり黒い」です!
・ほぐし後の状態です。 ご飯がふっくらしてそうな感じがありますよね?
・側面の、鍋肌にはあまりご飯がくっついていませんでした! 最近の
炊き方では、かなりくっついていたのに。やはり 温度×時間 の積分が
高すぎたのかな?
試食結果:
・まったく、カタくないです! 久しぶりだあー
・ご飯はふっくらしている方。 しかし、ご飯粒の表面が破壊されている感じあり。
・少し甘みが戻ったのがうれしい!
・これなら、普通の電気炊飯器よりもおいしいと言えます!
・ご飯に、ほんの少しくたびれている感あり。 炊き方? 去年の米の状態?
弱火で8分~10分、これが当たりのようです!
もちろん、弱火が弱くなれば、炊く時間も少し増えると思う。
ちょっと意外だったのは、「弱火のやや強火」から「弱火」に落としたのに、
※以前は、「弱火の微かに強火」でやってたけど、最近は「弱火のやや強火」
でやっていた。気持ちの違い程度だけどね。(笑)
炊く時間がほんの少し増えただけだったこと。(=予想よりも炊きすぎになった)
完全沸騰後にしゃもじでかきまぜた方がいいかどうかは、よく分かりません。
ただ、鋳物ホーロー鍋の場合には、かき混ぜない方がいいような気がします。
せっかく出来たカニ穴候補の蒸気の通り道?を、つぶしてしまうから? なの
かな?
電気炊飯器では、鍋が高温にならない代わりに、長い時間を98度で炊き、
ガス火炊きでは、一気に高温で短時間で炊くというのが大きな違いらしい。
でも、 温度×時間 の積分(面積)が同じくらいらしいのだ。
そんな情報を見つけ、完全に煮たってからの炊く火加減を、もっと弱火にする
覚悟ができたのだ。
あとテストしたいのは、完全に煮立った状態から、どのくらいの時間を
そのままの火加減で炊いたらいいのか? と
穴あきのガラスふたを使用時と、最初からシャスールのフタ使用時との違いを
知りたいな。 (フタをちょっとズラして沸騰させる場合との違いの傾向もね!)