現在行われている、ロンドンのファイナルズ。
その試合の中で、ティプサレビッチ対ベルディヒ戦の終わり1時間ちょっとと、
ナダル対フェデラー戦の最初30分~40分について、
ティプサレビッチとフェデラーの骨盤固定/骨盤回転 の数を数えてみた。
骨盤固定というのは、インパクト時~その後にかけて「骨盤固定」の状態のもの、
骨盤回転というのは、インパクト時~その後にかけて「骨盤がかなり回転」して
いる状態のものとして、目視でカウントした。時には、コマ送り再生して確認した。
やってみて、なんとも判定しずらいのが多かった。
それゆえ、当記事に書いた結果についてはあまり自信が無い。(笑)
慣れてきて、目と脳が鋭くなってくれば、もっと精度が上がると思うが、まずは
カウント結果の第一弾だ。
なお、フォアハンドについてのみカウントした。そして、ギリギリ届いたような時の
ショットはカウントしなかった。(どちらでも打てる体勢の時にカウント)
また、本来ならば骨盤固定数/骨盤回転数 を個々にカウントすべきだが、
自分の能力の限界を感じたため、 骨盤固定なら+1、骨盤回転なら-1
として、第1回のカウントとしては相対的な位置を求めた。
自分の予想としては、2:1で骨盤固定が多くなると考えていたが・・・
ティプサレビッチ:
+3
フェデラー:
+2
意外にも、骨盤回転で打っているケースが半分くらいあったことに驚いた。
もちろん、自分の判定ミスでもっと骨盤固定が多いかもしれないが、
70%位の精度はあると考えている。
意外と多かった、骨盤回転のケース:
・クロスに骨盤回転で持っていく
・逆クロスに骨盤回転でもっていく
・下がって、バックフットピボットかリバーススピン(スピンムーブ)か忘れたが、
そんな感じで骨盤回転でヒット
特に、フェデラーの場合が、骨盤固定の方法が多彩なように見えた。
・後ろ脚の右脚を後ろに残すor後ろに突き出すような感じ?
・左脚を(胴体の前に)クロスさせて前に出していく
・左側に体重移動をしながらも、骨盤はほとんど回っていないケース
こんなに骨盤回転が(本当に)あるのだとすると、ちょっと考え直さないと
いけない。 いったい、彼らは何をもって使い分けているのか?
ボールの球質については、明確な違い・傾向は見いだせなかった。
当記事の見解は、大きく間違っているかもしれない。
だが、次に考えるときの手がかりになる可能性があるので、忘れない内に
書いておいた。(=上記のこと)
KNの研究は続く。