錦織が、元気で好調なフェデラーに良く耐え、よく攻め、少しは対応出来た! | KNのブログ

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バーゼル大会の決勝、錦織対フェデラーは
  61、63
とフェデラーが全盛期のような強さで、錦織がブレイクポイントを
つかんだのは1回のみ、という完璧なテニスをして
錦織を寄せつけなかった。

フェデラーは、まるで錦織に持っているショットの全部を見せているかのように
多彩な攻撃を見せ、(3球目かに突然ドロップショット!なんてのもあった)
しかもほとんどのショットが正確で威力があった。特にフォアは強烈だった!



錦織は、このような全盛期と同じようなフェデラーと真剣勝負が出来て、
多くのことを学んだことだろう。通用したもの、通用しなかったもの。
自分が対応できるようになってきたもの、対応できなかったもの。
それらを見据えて、今後の目標を定めて突き進んでもらいたい。

フェデラーは、ライジングというか、早いタイミングで打てるので、展開が早い。
そのため、ジョコビッチも全米で苦労した。
それに加えて、いろんな球種・タイミングのボールを打ってきて揺さぶってくる。
そこに対応できないと、フェデラーをうち負かすのは難しいのだ。

ナダルは、ベースラインからかなり下がって打つが、強烈なトップスピンの
高くはずむボールに威力があり、ボールが飛んでいる間の時間でポジションを
戻し、強力で速いフットワークでどんな球でも拾って攻め込まれにくい所に
返すので強い。

世界のトップに追いつき、迫るには、これらに対応できなければならないのだ。
ジョコビッチは、それをフォア・バック両方の強力なショットと、
すごいフットワークでうち破ることが出来るようになった。だから、今年ナダルに
5連勝中という、これもまた驚異的な戦績を残しているのだ。
錦織も、ジョコビッチと同じように、彼らに対応し、もちろんジョコビッチにも!
彼らをうち破ることができるようなものを身につけて欲しいと思う。
   ・フェデラーは、第2セットの終盤で、短めのスライスで前におびき出し、
    パッシングショットで錦織の右側を抜くという得意の攻めをしてきた。
    あれにも対応できるようになりたいのだ。

ジョコビッチとフェデラーから吸収して、進化せよ、錦織圭!!