原発事故の責任をとるとは、放射能汚染を縮小させていく対応をとるということ
政府が「原発事故の責任をとる」とか言って、未熟な国民をだまそうとしている。
将来起きるかもしれない原発事故に対しては、政府が責任を負った方が
いいのではないか? という提案だ。
注意せよ!
このフレーズは、間違っている!
まず、現時点では、現在起きているような福島原発事故レベルの事故に
対しては、有効な打つ手が無い! という事実だ。
これは非常に重要である!
有効な打つ手が無いものに対して、
放射能汚染を縮小させていく対応をとる、とっている、これからとっていける
とは言わないだろう?!
責任をとるとは、その結果として起きている状態に対して、原状復帰の対応をする
ということである。現在起きている問題点を早急に取り除く・解消する ということ
である。
もちろん、責任(=原因かな?)の所在を明らかにする、ということも必要だが、
大事なのはその結果として起きている状態に対しての「対応」なのだ!
それゆえ、「対応」がとれないものに対して、政府が責任をとるとか言って
原発推進を容認するのは、まったくもって間違っているのだ!
全国の首長さんよ、都道府県知事だったり、市区町村長だったりするだろうが、
政府が責任をとるから原発推進やその地にある原発の稼動を認めるというのは
まったく根拠のない、間違った判断なのだ!
それに、もう一つ間違っている。
福島原発事故レベルの事故に対して、税金で対処しようという点だ。
原発を推進してきた行政や政府や電力会社・プラントメーカー は間違った政策
をしてきたのに、なんで国民の税金を使わないといけないのか?
・政策の恣意的な間違いである原発推進、必要な事故防止措置をしない
・情報の隠蔽、かいざん、ウソ情報を流す、そして情報操作・および誘導
税金でやりたいなら、これらを全部クリアーにした上で、
国民投票なり、なんなりで原発を推進するのかどうか、どの程度までやるのか
などを決めるべきだ。