ストロークで後ろに下がるフットワークとダブルステップの考察
「下がりながらのオープンスタンス」をようやく1回読んだ。
その中で、後ろに下がるフットワークが解説されていて、
それがきっかけで、これまで検討してきて覚えているものと
比較してみた。最初に、後ろ脚となる脚の股関節や足を使う内容が
目新しかった。
・なるほど、こうすると右足→左足着地となった時に、メリハリが
つきやすそうだ
・最初の動き出しでは、重心を右へスライドさせずに=骨盤を右へ
スライドさせずに、右脚を操作するのがコツではないか?
現時点で、よさそうと思っているステップ(の動きだし)は
構え時の左右の足の中点あたり~左足の後方まで下がれる)=通常時
①いきなり、左足を中心近くへかぶせるようにして着地
②右脚の股関節と足の操作後、左足を中心近くへかぶせるようにして着地
(=上記)
③左脚の股関節と足の操作後、左股関節で蹴って右脚を後ろに持ってきて着地
④左足を1歩前に出し(つま先は右斜め45度位)、その足で蹴ってバック
[=長距離用]
⑤ダブルステップの奴(右足を後ろに引いて、左足を中心近くへかぶせるように)
構え時より、左斜め後ろに下がれる)=特殊ケース
⑥右足をちょっと右斜め前に出して(左足の踵を上げる)、左足でツイストしてから
右脚をやや斜め後方へ振り出していく
⑦左足を中心近くへ短く前に出し(つま先は右斜め45度位)、[=ドロップステップ]
お尻からバックしていくようにして右脚を後ろへ振り出していく
※ドロップステップを使わない方法もあるが、その場合は3歩4歩では調整
無理
---- ダブルステップの考察 開始 ----
ダブルステップは、中距離用のステップではないのか?
※※常に前足から先行振り出し&着地する、”狭いダブルステップ?”の場合。
Wilson 「ダブル リズム」(Double Rhythm)ではこの狭い意味で使っている。
しかし、デモの杉山紀一選手は、時々クロスするステップを使ってました。
・最初に方向転換の2ステップ、次に「進行方向の足→(進行方向の)後ろ足」の
ペアを何回か繰り返す
・前進時には、12、12で後ろ脚がセットされる。(←方向転換の後の話)
→→しかしこれは、体重が前進方向に流れているので、アプローチ系の
ショットではないかと思うのだ (流れているから、骨盤を回転させずに打つ)
後退時には、12、1で ”ボールを打つときの後ろ脚”がセットされる。
・従って、前進時には最低でも4歩かかる、後退時には最低でも5歩かかる。
(=正面向きの状態から数えた場合)これが、中距離用ではないかと思う理由。
・ボレーで使うのは、少々やりにくい・無理があるのではないか?
(体重移動の流れを変更しにくいので、微調整や変化に対応しにくいと思う)
以前GAORAのhot shot で一藤木浩恭コーチは、「後ろ足先行振り出し&
着地」でボレーを実演していました。(ストローク編は録画出来ていない
ので不明!)
ゆえに実戦では使えないのではないか?
このダブルステップは方向転換が遅く、その次の1ステップも力が入りにくいから、
近い距離でボールに入る動き(ヒッティングスタンスに入る動き)には使えないと思う。
・3歩でボールに入るのは無理
・時間があまり無いときも使えない
ヒッティングスタンスに入るときに、進行方向の後ろ足を先に振り出して(←クロスさせるなどして)体重移動のバランス・リズムを「後ろ足先行振り出し&着地」に変更するステップもあり。こちらの方が力が入る。変化・調整もし易い。
(前足のステップイン時に大きなブレーキをかけられるため)
(しかし、このステップは、”走り”やクロスステップの”最後”でも使われている
ため、この部分だけを取り出してダブルステップというのは変だと思う。)
ヒッティングスタンスに入るときに、「後ろ足先行振り出し&着地」に体重移動のバランス・リズムを変更した方が効果的ではないかと思い、ダブルステップが何なのか、改めてネットで調べてみたら、本日ようやくはっきりした!
ヒッティングスタンスに入っていくのに、
サイドステップを1.5セットまたは2セット以上入れて入っていくステップのこと。
ここで、そのサイドステップにはクロスステップも含めてよいのだ!
※「ダブル」というのは、どうも ”サイドステップを2セット”という
意味合いで使っているらしい。もちろん、2回でなくてもいい。
---- ダブルステップの考察 終わり ----