4人で2球でボレーボレー | KNのブログ

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4人で2球を使っての、8の字ボレーボレーをやってきました。
  ・8というより、∞の方がピッタリ

ネットをはさんで片側の2人は、常にクロスに返し、
反対側の2人は常にストレートに返すという練習メニューです。
  ・この練習、自分がボレーしたボールが飛んでいく方向と、
   自分がボレーを受ける方向が違ってます。(4人とも!)
   ボレーしてから、ボールが飛んでいった方向の状況は
   あまり気にせずに、すぐに「自分がボレーを受ける方向」に
   向いて構えないといけません! 最初にこれに気づくこと。

球出しは、常に最初にクロスにボールを送ることから始めます。
この球出し、同側の2人が同時にクロスに送り出す方式しか無いと
思っていたら、1人で2球連続して(もちろん、時間をおいて)
球出しする方法があるとは知らなかった!


この「1人で2球連続して球出しする方法」、意外と難しいです。
最初、失敗ばかりしてました。
  ①2球目の球出しするタイミングが難しい
     同側の隣のペアからボールが出てからでは遅いです。
     最初このタイミングでやっていたら、自分が構える時間
     がありません。
  ②2球連続して打つので、クロスの相手(向こう側)に意識が
   固定されやすく、自分の正面の相手への構えが遅れる。
     ①でタイミングをとっていることもあり、けっこう
     切り替えしにくいのではないかと思う。

この練習は、ボールが速すぎると2つのボールの位置が接近して
しまい、結果的に後の誰かがミスをしてしまうことになる。
だから、ボールが速すぎると自分が打つボールは少し遅くして
やらないといけない。
また、自分のボレーを受ける側の人の体勢が崩れていたら、
山なりのボールを打つなどして準備する時間を作ってあげることが
続けるコツであり、そういった周りの状況を感知して調整する力を
身につける練習にもなっている。


「1人で2球連続して球出しする方法」がうまく行かなければ、
「同側の2人が同時にクロスに送り出す方式」を試してみてください。
  ・練習は、4カ所を経験することに意味があります。
   4カ所のそれぞれで別の練習になってます。

中級者以上であれば、この練習は出来るようにしておきたいですね。


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おまけ。
なぜ最初はクロスからなのか? の考察。
   最初、クロスでないと球出しする人の構える時間が無いのでは?
   と思っていたが、球出しした人へは「クロス+ストレート」
   または「ストレート+クロス」の時間がかかって返ってくるから
   時間的には同じだ。意外だった。(笑)
    そうすると、最初にクロスのボールを受ける側の人の準備が
   しやすいのではないか? ということになる。ゼロから打たれた
   ボールは予測がしにくい・反応もしにくいので、ボールが飛んで
   いる時間を長くとるのが目的なのだろう。
    ちなみに、45度の角度なら飛んでいる時間は1.4倍、
   60度の角度ならば時間は2倍になる。妙な所で納得するKN。(笑)

    たぶん、ストレートに打つ側の人の方が少し難しいのではないか?
   その理由は、「相手がボールを打つ瞬間を見られる」余裕がないから
   あるいは、その時間がかなり短くなるから。