回り込んで打つフットワークが分かってきた! | KNのブログ

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回り込んで打つフットワークが分かってきた!


正面に来たボールは、だいたい、左足の少し左側に右足を置いてヒット

サイドステップ気味に2歩で動ける最大距離は、左足の左側・レディ時両足幅の半分くらいまで (12/12追加: ←軸脚の右足の位置が)


全体の中での位置づけはこんな感じだ:(→正面またはその少し左に来た場合が6)
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ボディターンからヒッティングスタンスへのフットワークの仮分類

2~3歩で、ヒッティングスタンスに移行&セットする(通常は2歩で!)

1.遠くない場合(=2~3歩で届く距離):動き出しは、軸足のつま先を開いて着地することから
2.後ろ脚の位置をほとんど変えずにピボットしてセット出来る場合
3.(ほぼそのままの位置で)セミオープンにする場合
    ・両脚ジャンプして両脚同時着地でスタンスセット(セミオープン; スクエアも
     たまに[位置は4])
    ・右左右などの細かい切り返しを入れて
4.後ろ脚を両脚の中間くらいに横向きにして、骨盤の中心で軸回転
5.後ろ脚を反対側の脚の後ろ、前脚を両脚のまん中くらいに回転着地・やや前傾[運動量保存の法則?]
6.ボールが正面に来て、サイドステップ気味にボールとの距離を作る


7.1歩めを前脚にする場合もあるが、それは次の場合だろう[2~3歩の場合限定]
    ・距離がピタッと分かっていて、セミオープンで打ちたい場合
    ・自分の体勢やバランスが崩れていた場合
8.長距離(真横以下に)回り込む場合には、[4歩以上; 3歩ではクローズドの状態のため使えない]
    ・前脚を少し前・ななめ向きに入れて、後ろ側の脚を離れていく方向に振り出し
     て後ろ向きにスタート
9.後ろへ下がる場合は、前脚を少し前(&内側)・ななめ向きに出して蹴り、その蹴りの勢いで下がる
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これまで、普通のサイドステップでやってきたが、距離が出ないか、スタンスが決まらない(=力が溜まらない)状態で、いまいちだったのだ。


股関節操作と骨盤の移動で、重心を左脚近くに移動させ、それから右脚を後ろクロス気味に振り出していくと、勢いがついていい感じだ!
  ・左股関節は、垂直方向に鋭角にしていき、胴体を左脚側に寄せる
  ・胴体を傾けるのでなく、骨盤を左方向にスライドして重心を移動する
  ・左脚に体重がかかっていってから、右脚を後ろクロス気味に振り出していく感じ
  ・(体重がかかっていく時に)左膝をちょっと曲げておくと、回り込んで半身の状態
   になりやすい
  ・右脚に加重したような感じで右脚→左脚→右脚→左脚と進んでいくフットワークだ
  ・余裕があってもっと大きく回り込むには、そのあと後ろ脚を 前クロス/後ろクロス 両方ある


このフットワークを、以後当ブログでは「後ろ脚加重・振り出しの半クロスステップ」と呼ぼう。
  ・フェデラーの回り込みフォアハンドの動画を見たが、フェデラーもやってた!
       Roger Federer groundstrokes.flv  2008-11月にYouTubeより保存
       1分10秒~1分50秒ころまで [全部で2分54秒の動画、320×240画面]
       残念ながら、この動画は既に削除されていて見あたらない。
ベイリー・メソッドの「run around」に何種類かのフットワークがあるが、これを基本にすれば簡単にフットワークが決まるはずだ。(←但しそれらは2~3歩用では無い!)
     run around C-shape, run around U-shape
     (run around) C-shape step down, U-shape step down (すぐ上とあまり連続性は無いみたいだ)
     run around forehand transfer


これに気づいたおかげで、
以前、当市ナンバーワンのコーチから、正面のボールを”右脚を左脚の前にクロスに出して打つボレー”
のコツを教わったが、その時うまく出来なかった原因が分かった!
  ・コーチは、「左脚に体重をかけていって、右脚と入れ替える」というような趣旨の
   ことを言われていた
     ※言葉は、まったく覚えていない。
  ・足りなかったのは、単純に体重をかけていってはダメで、左股関節操作と骨盤
   のスライドが必要だったのだ!
  ・それに、当時は横方向気味にしかステップ出来なかったが、上記+左膝を少し
   曲げておくことで、前方向気味に左脚を踏み込めるようになるのだ!
もちろん、ボレーなので、これは少し余裕があるボールの場合の打ち方だ。


ここまで分かったら、バドミントンでよく使われている”左後方に下がるフットワーク”についても応用して分かるのではないか?と思い、すぐにトライしてみた。
  ※右足をちょっと前に出して、or スプリットステップ時に右足をかすかに前に
    出してほぼ同時に両足着地して、右→左→右とステップしてオーバーヘッド
    を打つあのフットワークのこと
あのフットワークで、これまで分からなかったのは、ちょっと前に出した右脚で蹴って、次に大きく右脚が動いて着地するまでの左脚の動きだ。スローで見ると、地面からちょっと離れてちょっとだけ(左ななめ後方に)移動して着地しているように見えるのだ。これまで、それをスキップしてジャンプしているのだと考え、シャドウでフットワークをやってみたが、うまくいかなかったのだ。
最初に考えたのは、やはりスキップだったが、以前と同じようにうまくいかない。
それから何をどう考えたかが思い出せないが、

   右脚で蹴ったあと、左足のつま先で左脚を(時計回りに)軸回転させてみよう!

と思ったのだ。

そしたら、これが当たりだった!
左足のつま先で左脚を軸回転させて骨盤を回転させてやらないと、右脚を大きく後ろに振り出せず、そのあとのステップが全く続かないから、これは必要な動作だったが、

   右脚の大きな振り出し、着地 へと自然につながったのだ!
   そして、左足は動かされて自然に地面を離れた!

そう、あの左足の動きは、他から動かされた動きだったのだ!
たったそれだけのことが分からずに、この動きができなかったが、
今後はバシバシ、3歩左後方に下がって打つスマッシュを打っていきたいと思う。
  →今、再度あの動画を見てみると、人によっては左足が離れていない!
   そして軸回転した左足の足裏全体が地面についていってから、右足が着地
   している! 大事な動きのような気がする。
  →以前書いた⑥は左足の着地から4ステップかかるが、これは3ステップ
   なので、こっちの方が速いしバランスもいいだろう。(左足の蹴りが充分に使えるので)


これでストローク、ボレー、スマッシュの回り込んで打つフットワークを解明できた。
練習での検証はまだだが、たぶん大丈夫だろう。ニコニコ