ウイルス性肺炎というのは、ウイルスが炎症を起こしているのではない? | KNのブログ

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ウイルス性肺炎というのは、サイトカインストームが原因なのか?
転載します。



[429] 【416】乳児の母親 さんより     2009/12/04 22:09:06


(途中省略)


>ウィルス性肺炎は抗ウィルス剤を投与して治療するようですが、

そもそも、
「ウイルス性肺炎」という幻影にまどわされないでください。
インフルエンザウイルスが肺炎を起こすのではなくて、
体が、ウイルスをやっつけるために出すサイトカインが過剰にでて、
(これをサイトカインストームといいます)、それが肺炎を起こすのです。

抗インフルエンザウィルス剤は、そのサイトカインストームで起きた
肺炎をなおすことは全くできません。
むしろ、タミフルは、このときに飲むのが最も危ないのです。

>「くすりで脳症にならないために」には、抗ウィルス剤はタミフル以外
>も危険(痙攣の誘発)とありました。この場合、治療法はどうなるので
>しょうか?

残念ながら、積極的治療法はありません。
おこさないように注意することたいていは、強い解熱剤を使って
おきていますから、それを止めることが一番です。

>抗ウィルス剤のリスクを承知したうえで使わざるをえないのか、
>それとも別に適切な治療法があり、患者は医師にその方法を求めること
>はできるのでしょうか?

もうすこし、これまでの、回答をじっくりと読み返してください。
ちょっと難しいかも知れませんが、よく読み返してください、
かならずわかると思います。

ウイルス性肺炎というのは、ほとんど実態がないものです。
細菌がいない肺炎なら、ウイルス肺炎といっているのですが、
これは、本当はウイルス性肺炎ではなく、「解熱剤肺炎」とすべきものです。

脳症が、インフルエンザウイルスで起きるのではなく、
サイトカインストーム(過剰なインターフェロンなど)でおきるのと
同じように、サイトカインストームが起きると、肺に炎症がおきるので
「肺炎」になるのです。

小さい子は、脳が先に障害されるので、脳症がめだつのですが、
すこし大きくなったり、大人では、肺の障害がめだちますから、
「肺炎」と診断されるのです。しかし、まもなく、脳症もおこします。

脳がやられ、肺もやられ、腎臓や肝臓、筋肉の崩壊もおきる、、
など、この状態は、多臓器が不全状態になるので、
まさしく、「多臓器不全」なのです。

一旦これが起きると、抗インフルエンザウイルス剤は一切効きません。
これは、横田俊平さんも言っていることです。

脳症も、一旦おこってしまえば、ほとんど治療法はありません。
解熱剤を中止するのが一番です。

「肺炎になったときのことを心配するより、ならないための、適切な防止策、
 つまり、「余分な薬を使わない」ことを徹底することが一番大切です。」

と、お答えしています。
もう一度じっくりと読んでください。


(途中省略)


辛抱すること、
熱が出てしんどそうなら、「熱がウイルスをやっつけてくれている」
「ありがたいことだ」と思って、1日ていど、辛抱すること、
これが一番大切です。


(引用終了;関連する重要部分を抽出させていただきました)


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