ジョコビッチとダビデンコが相変わらず好調だ。
10月の上海大会での準決勝に続いての、熱戦だった。
試合時間は2時間47分、トータルポイントが102対98という
接戦だった。
Return Points Won も、40/100 対 38/100 で両者ともリターンが良かった。
試合後、両者はネット越しに抱き合っていた。
微妙な差だが、
1st Return Points Won: 15/53(28%) 対 21/63(33%)
2nd Return Points Won: 25/47(53%) 対 17/37(46%)
そういえば、上海大会でも抱き合っていたと思う。(壮絶な試合、3時間3分)
ラウンドロビンの第2ラウンドが決まった。
グループA:
デル・ポトロ 対 ベルダスコ
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フェデラー 対 マレー
グループB:
ジョコビッチ 対 ソダーリン
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ナダル 対 ダビデンコ
つまり、第1ラウンドが終わった時点で、勝者どうし、敗者どうしを
戦わせるという組み合わせだ。
こうすると、第2ラウンドの結果とりうる状態は
2勝 1人
1勝1敗 2人
2敗 1人
という分布になる。逆に、この分布にしかならない!
一方、第1ラウンドが終わった時点で、別の組み合わせ方もある。
たとえば、
1勝 対 1敗 (フェデラー 対 デルポトロ)
1勝 対 1敗 (マレー 対 ベルダスコ)
こうすると、第2ラウンドの結果とりうる状態は多岐に渡る。
2勝×2、 2敗×2
2勝、 1勝1敗×2、 2敗
1勝1敗×4
どちらが面白いだろうか?
人によって、好みが分かれるところだが、
「2勝×2、 2敗×2」となってしまうと、試合の興味は薄くなってしまう
かもしれない。また、
「1勝1敗×4」の混戦になってしまうと、試合に勝った方が準決勝進出なので
面白いような、そうでもないような・・・ どちらも1/4の確率だ。
そんな風に考えると、今回のような「勝者どうし、敗者どうし」を戦わせる
のは、第2ラウンドにも第3ラウンドにも選手のモチベーションが維持される
ので、ベターな選択のような気がする。(意欲が落ちるのは2敗の1人のみ)
・もちろん、前ラウンドの勝ち負けでなくシード順位で最初から決めておく
方法もある
気になる フェデラー 対 マレー は、明日の早朝 5:45からだ。