「八ッ場ダム報道でヤラセ発覚」(世田谷通信) | KNのブログ

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なるほど、あれもやらせだったのか。


「八ッ場ダム報道でヤラセ発覚」(世田谷通信)

   http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/09/post-39f8.html

   9/24

(引用開始)

民主党が公約に掲げた「八ッ場ダムの建設中止」に対して、ダム建設の推進を訴える中年男性や中年女性など地元住民の映像が各テレビ局のワイドショー や報道番組などで繰り返し流されているが、これらの地元住民が、実はダム建設推進に深く関わって来た長野原町の自民党系の町議会議員であったことが分かっ た。町議会議員でも住民には違いないが、町議会議員であることをまったく報じず、いかにも仕事中のような服装をして「われわれ住民の気持ちはどうなる!」 「わたしたち地元の人間のことはまったく考えてくれない!」などと、口にしているセリフも町議会議員の立場からのものではなく、あくまでも一般の住民を 装っている。前原誠司国交相は、ダム建設の中止を宣言した一方、これまで自治体が負担した負担金の全額返還は当然として、できる限りの補償をすると伝えて いるが、住民側はまったく受けつけず、とにかく「ダムを造れ」と言い続けている。負担金を全額返還した上で十分な補償までするのだから、計画を中止にして も住民にとっては何のデメリットもないはずだが、こうした反対の声を上げているのが町議会議員だったということで、意地でもダムを造らせようとしている意 図が明確になった。この八ッ場ダムの建設に関わっている7つの公益法人と13の民間企業には、そのすべてに合計で46人もの国交省の天下りがいる。また事 業の基本方針を決定した検討委員会も、委員長から委員に至るまでそのほとんどが国交省の天下りで組織されており、石原慎太郎東京都知事も名を連ねている。 言うなれば「天下りの天下りによる天下りのための公共事業」であり、ダムが計画通りに建設されれば、これらの公益法人と民間企業には巨額の予算が流れ込 み、天下りたちの下にいる県議や町議らにも莫大な「おこぼれ」がある。こうした構図を見れば、町議会議員らが一般の住民を装うという悪質なヤラセを演じて までダムを造らせようと躍起になっている異常さもつじつまが合うだろう。(2009年9月24日)

(引用終了)



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八ッ場ダムの問題は、


・首都圏の水あまり
・もろい地質で地滑り多発地帯、八ッ場ダム完成後はより危険に
・期待できない治水効果(治水効果は3倍に水増しされている!)
・物は7割も完成していない、契約とお金の払い込みだけだろう
・50数年に渡る闘争の痛み、今の中止反対住民・組織の実態解明
  -国土交通省も住民との約束を破るようなひどいことをしてきたみたいだ
・国土交通省の従来の試算の誤りを認め、正確な試算を出す+国土交通省の反省

このようなことを明らかにしていかないと、(中止は)進まないのでは?
中止を前提に話を進めなくても、これらのことが明らかになれば
ひどい計画と進め方が明らかになり、必然的に中止になるのではないか。
明らかにしたあとで一番望ましいものを選択する、中止を見直す可能性もある
ということで良いのではないか。(半々、もしくは僅差ならば中止する)

  八ッ場あしたの会 八ッ場ダムを考える会
  http://yamba-net.org/index.php
に詳しく情報がのっています。
それらを検証する形で、進めていってもよいのではないか。


また、八ッ場ダムが千葉県佐倉市の地下水にも影響し、水道料金が
1.5倍になるという。まさに、首都圏の問題なのだと思い知らされる。
詳しくは、
  大野ひろみの 県 県 Go! Go!
  http://kenken55chiba.blog54.fc2.com/
を参照ください。(9/24の記事およびそれ以前の記事)