FAT32の外付けHDにコピー時の問題点 | KNのブログ

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      ※使用PCは、ブログ開設時から 「Windows XP」 です。(マシンは2台目→3台目)

はじめて外付けのHDを設置したが、そのときのてんまつ。

FAT32の外付けHDでは、NTFSのHDにあるファイルをコピーして持って来ようとすると、
  ①ファイルのプロパティの「概要(タブ)-コメント(欄)」等に入力した情報が失われる
  ②長いファイル名があった場合、コピー中に介入待ちになり、かつ介入しても
   そこでエラー終了して残りのファイルがコピーされない。
   結果的に、どこまでコピーしたかが分からないし、エラーになるファイルは永久
   にコピー出来ない。
     ・FAT32の文字数制限って"ファイル名の長さ"ではなく、"絶対パスの長さ"
      らしいのだ!
      だから、ファイル名が120バイトでも、その下に120バイト位のファイル名が
      あればまずアウトなのだ!
     ・ネット上のページを保存した場合に、ファイル名を長くしてしまうとこれが
      起きやすくなる

①は、NTFSのファイルシステムでは、プロパティで入力した情報は「ファイル自体」とは別の所に、ファイルシステムの管理情報みたいな所に登録されるからそうなるらしい。だから、コピー先もNTFSにすれば解消する!

②は、FAT32の文字数制限は255なんだけど、上記に書いたように "絶対パスの長さ" で計算するからという、FAT32の制約からくるもの。これもコピー先をNTFSにすれば解消する!

つまり、FAT32の外付けHDをNTFSのファイルシステムに変更してから使えば、全く同じように使えるというわけだ。(既に10GBほどコピーしていたので、やり直しだ!)

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おかげで、パーティションの作り方をさらっと勉強できた。
   プライマリ・パーティション/拡張パーティション/論理ドライブ
自分は、データのバックアップ用の外付けHDなので、
「拡張パーティション」の方にした。未割り当ての領域をとっておいた。
   ・プライマリ・パーティションにすると、C:、D:、E:、F: と
    プライマリ・パーティションだけで並ぶらしい?からね。

念のため、コピー後のコメント(欄)を確認したら、ちゃんとコピーされていた。
めでたし、めでたし。