第5局は先手羽生名人、後手深浦王位。
画像1は、68手目の▽4四歩と打ったところ。この手がどうだったか。
画像2は、その後▲5二銀から、▽3三玉となり、77手目▲3五歩と入玉を阻んで
微妙な攻めを継続しているところ。
画像3は、▲6三歩成に対して、かまわずに▽5八銀不成と飛車を取ったところ。
この局面で、しっかり読みを入れて、▲7三と、▽6七銀成、▲5五桂!
と決めに行ったのがさすが!
3五歩がしっかり働いている。
おそらく、第6局を勝った方がタイトルを取るだろう。先手番が若干有利なので、
羽生名人が5冠に復帰する確率は高く見積もっても、4割以下だろう。
追記:8/30(土)のBS2・囲碁将棋ジャーナルでは、この第5局を木村一基八段
が解説するようだ。しかし、木村一基八段は前日に竜王戦の挑決第1局
を闘ったばかりでこの生放送に出演するけど、大丈夫なんでしょうか?