とうもろこし 分けつの参考情報 | KNのブログ

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とうもろこしの分けつ(分げつ) について、詳しそうな情報を探してみました。


・分けつは除かない

  葉面積の少ない早生系の品種を使うため、全ての分げつを残します。

  中晩生系の露地栽培は、最初に発生した分げつを1回除去し、

  その後に発生する分げつは残して栽培します。


・トウモロコシを収穫してから下部の分けつ部分に出来るわき芽を折り取り、わき芽

 の中のトウモロコシの子供、ヤングコーンを塩茹でして食べると意外と美味しい


・ピクニックコーンの場合は

 分けつは残す事により主幹に養分を送る事が出来ますので除けつもしないで

 下さい。


・株元から何本かの茎が出るので、これを取り除く(除けつ)栽培方法もありますが、

 根元から出た茎を残す栽培(無除けつ)が基本です。無除けつ栽培は省力になる

 だけでなく根の量と葉面積が増えて増収と倒伏防止の効果があります。


・地際部や地中節から分げつがみられるが、これを除けつしない方(無除けつ栽培)

 が、分げつ葉からの養分転流や分げつ枝の雄穂により受粉障害等が軽減するた

 め、増収や品質向上となります。しかし、株が過繁茂した時や遅い作型では、

 除けつを行った方が良いでしょう。


・最近の品種は、葉数が少なく雌穂の太りをよくするため地際部から出るわき芽は

 摘除しないでそのまま伸ばし、葉の光合成作用を利用する。


・早生品種は草丈が低く、葉数が少ない。そこで株元から出る分けつ茎を切り取らず

 に残すことにより、葉数を多くして倒伏を防ぐとともに、雄花の充実を良くして受粉を

 助ける。


・従来、株元から出るわき芽(分げつ)は取り除いていましたが、近年はこれを取り除

 かなくても生育・収量に大きな影響がないことが分かり、省力化も兼ねて放任する

 ようになりました。しかし、中生種でわき芽が伸びすぎて日当たりや風通しを妨げる

 ようであれば、従来のように取り除いてやりましょう。


・20年以上前の本では、ハウス栽培では除けつするが、露地栽培では除けつしない

 のが基本というのもありました。


・分げつでつくられた同化産物が主稈の雌穂に転流するため、雌穂の肥大がよく、

 雌穂最先端部の不稔が少なくなるので、早出し栽培では発生した分げつを残す

 無除げつ栽培を行う。

  早出しの作型では葉面積の少ない早生系の品種を使うため、良品・安定多収の

 ためには発生するすべての分げつを残して利用する無除げつ栽培を行う。中晩生

 系の品種を使う路地の作型に限って、最初に発生した分げつを1回除去し、その後

 に発生してくるやや弱めの分げつ枝を残して栽培する。

  無除げつ栽培を行う場合、蒸散量に見合うだけの水分補給が不可欠で、乾燥時

 には必ず灌水を行う。灌水ができない乾燥地に作付けするときは、除げつ栽培に

 する。


だいたいの感じが見えてきたであろうか。

情報を提供してくださっている皆様に感謝いたします。