相互会社の方が、保険契約者に対する配当が多いはず。
何のために、株式会社化するのか? 理解に苦しむ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080701-OYT1T00593.htm
何のために、株式会社化するのか? 理解に苦しむ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080701-OYT1T00593.htm
記事内容=生保大手4社が総代会、株式会社転換めぐり姿勢様々
(読売新聞 - 07月01日 19:32)
生命保険大手4社は1日、企業の株主総会に当たる総代会を開催した。
現在の相互会社から株式会社への転換を巡っては、第一生命保険が2010年に転換する計画を報告したのに対し、日本生命保険、住友生命保険、明治安田生命保険の3社は消極的な姿勢を示し、経営戦略の違いが浮き彫りになった。
第一生命は、少子高齢化で国内の生命保険市場が縮小する中、海外企業を含めた合併・買収(M&A)の推進や、資金調達の迅速化を図るため、株式会社に転換する方針だ。
斎藤勝利社長は、契約者の中から選ばれた161人の総代に対し、「このまま相互会社として存続し、事業の縮小を甘受すれば、サービス低下は避けられない」と理解を求めた。来年の総代会で決議する予定だ。
株式会社の株主に比べて「モノ言わぬ」とされる総代も関心は高く、事前質問33問のうち19問は株式会社化に関する内容だった。
一方、日本生命の岡本圀衛社長は、「運営上、相互会社と株式会社に優劣は全くない。相互会社の良さをとことん追求していく」と強調した。
住友生命の佐藤義雄社長は、「経営戦略を考える上で(株式会社化は)重要な選択肢」としながらも、「相互会社でも資金調達や合併・買収は可能だ。現時点では予定していない」と答えた。明治安田生命の松尾憲治社長も、「将来的な課題として検討を継続したい」と述べるにとどめた。
生保業界では、大同生命保険や三井生命保険などが株式会社に転換している。
生命保険大手4社は1日、企業の株主総会に当たる総代会を開催した。
現在の相互会社から株式会社への転換を巡っては、第一生命保険が2010年に転換する計画を報告したのに対し、日本生命保険、住友生命保険、明治安田生命保険の3社は消極的な姿勢を示し、経営戦略の違いが浮き彫りになった。
第一生命は、少子高齢化で国内の生命保険市場が縮小する中、海外企業を含めた合併・買収(M&A)の推進や、資金調達の迅速化を図るため、株式会社に転換する方針だ。
斎藤勝利社長は、契約者の中から選ばれた161人の総代に対し、「このまま相互会社として存続し、事業の縮小を甘受すれば、サービス低下は避けられない」と理解を求めた。来年の総代会で決議する予定だ。
株式会社の株主に比べて「モノ言わぬ」とされる総代も関心は高く、事前質問33問のうち19問は株式会社化に関する内容だった。
一方、日本生命の岡本圀衛社長は、「運営上、相互会社と株式会社に優劣は全くない。相互会社の良さをとことん追求していく」と強調した。
住友生命の佐藤義雄社長は、「経営戦略を考える上で(株式会社化は)重要な選択肢」としながらも、「相互会社でも資金調達や合併・買収は可能だ。現時点では予定していない」と答えた。明治安田生命の松尾憲治社長も、「将来的な課題として検討を継続したい」と述べるにとどめた。
生保業界では、大同生命保険や三井生命保険などが株式会社に転換している。