第66期将棋名人戦第4局 難解な中盤のあと、あっさりと決着棋譜を見ていても、どちらが良いのかさっぱり分からない難解な戦い。 羽生が、うまく神経戦に持ちこんだ気がする。しびれを切らして(?) 森内が仕掛けた3五歩は、さほど悪いようには思えなかったが・・・ うまく受けて、金銀3枚が離れていても中央に手厚い羽生陣。 飛車を2七で取らせ、馬を遠くで遊びゴマにしたあたりで差が開いたか。 それしても、残り2~3分になったあとの森内名人は粘りがないね。 羽生の名人位奪還がいよいよ現実に近くなってきた。