「しなさい。」 「してください。」「します。」 の伝わり方は、それぞれ違ってきます。 | プロスペール (児童発達支援サービス・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)

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同じ場面でも「語尾の言葉」で、伝わり方が違ってきます。

 

その中でも

 

「○○○しなさい。」

「○○○してください。」

「○○○します。」

 

などの語尾の使い方は、非常に大事です。

 

「○○○しなさい」の場合、

 

「行きなさい」

「着替えなさい」

「食べなさい」

 

すべて、「命令」になります。

 

お子さんに「言う通りにしなさい」と

強要してることになります。

 

また、逆に

「○○○してください」の場合

 

「行ってください」

「着替えてください」

「食べてください」

 

これは、「お願い」してることになります。

日常的にすること、当たり前なことを

「お願い」しています。

 

「○○○します」では、

 

「いきます」

「着替えます」

「食べます」

 

これは「伝える」言い方です。

今、大事なこと、することを確認するための言葉です。

 

「○○○しなさい」は、ほかの言葉に変える必要があります。

「○○○してください」は、何かしら手伝ってもらうために使います。

「○○○します」は、今大事なことをしっかりと伝えるための使い方

 

といった、使い分けになるように思います。

 

ただし

「してください」「します」の連呼は、

強要、強制している言い方になります。

 

また、

「してください」は、頼んだことをしてもらい

「ありがとう」へ繋がるようにして、「感謝」することを学べます。

 

「します」は、することを伝えて、

お子さんの反応が消極的な場合、

または、

ほかに気を取られていたりしている場合

「どうしたの?」と話し合いができるようになりやすく、

「どうしようか?」と考える機会が作れます。

 

 

同じ場面でもこのように、伝わり方が違ってきます。