緑の灯火 126 キックでは足が上がらない 


 
 日経平均1週間で 2,000円上昇、35,000円に。
 2024 01 12 (Fri)
 
 昨年後半は 33,000円台のボックス相場であったが、ここ一週間で連日、400円、 500円、 600円の 上昇で、35,500 に達する。
 さすがに、高値警戒冠から来週や調整やむなし、の声が大勢だが、中長期的には日本株の上昇が続く という期待は多い。野村証券の池田ストラテジストは。3末の上限を 37,000 と予想する。
 
 一方、昨日の500円の上昇は、東証プライム市場で、値上がり 417 銘柄、値下がり 1209 銘柄と値下がり 銘柄が圧倒的のおおい「いびつな構造」だっとことは否(いな)めない。ファーストりーていリング(ユニクロ) や半導体銘柄が多い日経平均 N225 銘柄の一部の株が指標を押し上げているに過ぎない。
 
 そう、偏った銘柄(417+1209)/ 417 = 23 % があげ、三分の二の銘柄は下げている。
 日経平均は大きく上げているのに、自分の保有する銘柄は上がらない。
 でも、嘆くなかれ。株価は長期では右肩上がり。いずれ循環買いの波がやってくる。
 
 
 エアロ・キックボクシング
 2024 01 21 (Fri)
 
 年末年始で休暇中だった、SSC(Sスポーツセンター)でのレッスンが始まった。
 開始前のロビーでは懐かしい顔が新年の挨拶。
 
 二週間ぶりの「エアロ・キックボクシング」。エアロビックスの曲に合わせて「シャドウ」キックボクシング。
 こと初めの今日は、無理な動きはしない。肩甲骨、股関節の回転だけでいい。
 
 と、いってもだんだんホットになってくると、自然とフットワークが戻る。
 
 不思議なこと。周りの参加者の誤記を見ていると、二週間ぶりの有酸素運動なのに体が動く。
 
 もっともスクワットでは腰を十分下ろさない(下ろせない)、キックでは足が上がらない、特に、よこ蹴り、 うちろ蹴りはさまになっていない。
 いいんだ、まあぼちぼちで。
 
 
 将棋王将戦
 2024 01 08 (Mon)
 
 1月7日、8日の両日、菅井八段(31歳)が藤井王将(21歳)に挑む王将戦七番勝負の第一局が行われた。
 
 藤井さんが、6冠ぐらいのときは、7冠になって、八冠になってほしいと思っていたが、いざ、八冠に なってしまうと、他の全員(羽生さん、木村さん、渡辺さん、豊島さん、長瀬さん)が無冠になってしまった。
 
 こうなると、今回は菅井さんに一矢(いっし)を迎えてほしいとおもう。せめて、三勝三敗で最終戦に もつれこんでほしいと思う。
 これには、前回の叡王戦でもあれだけ健闘した菅井さんに頑張ってもらいたいのと、あれだけ必死に努力 しているのに、報われないのは「殺生や」と思ってしまう。
 
 実際に今回の感想戦では、菅井さんにもチャンスがあったらしいが、実践でそれをいなすのが藤井さんの すごいところである。
 
 年配者が徐々に舞台をさるのは将棋に限ってことではない。伊藤匠さんなどの若手に期待したい。
 
 
 三つの画面を楽しむ
 2024 01 05 (Fri)
 
 大きな画面が欲しくなるときがある。
 たとえば、株価の動きをみる、英語をする、ブログを書く、ときには、いろいろな同時に画面を見たくなる。
 近くの家電量販店では、画面の大きさ順に PC 価格は、 30 万、20万、 10万円とさまざまなマシンが並んでいた。大きい画面が欲しいと思いつつも、結局いつもの貧乏根性に負けて中央値のPCを買ってしまった。

 今回は、英語の翻訳時に、小さい画面でいかに苦労しているかに触れる。

 「原書で読む世界の名作」の英日翻訳時には、三つの画面を使う。
 Windows では、スクリーン上に複数の画面が表示でき、必要により画面の切り替えができる。
 しかし、原文(英文)の画面、日本語への翻訳文の画面、漢字・日本語・英語の辞書をひとつの スクリーン上に同時に表示するには、スクリーンが小さすぎる。
 左の実画面は英文。正面の実画面は和文画面。右の仮想画面はスマホ・電子辞書・電卓。
 
 そうだ、わたしは昨年 Windows11用のPCを購入した。最近は、Windows10用のPCは使っていない。
 そこで、原文は、スクリーンには左のPCのWindows10 のスクリーンに表示する。
 日本語への翻訳・編集・遂行は、は中央のPCのWindows11 のスクリーンに表示する。二つのコンピュータは つながっている。
 漢字・日本語・英語の辞書は、電池で動く携帯用で、いずれもオフラインでしか使えない。
 
 最近急に、左のWindows10 のスクリーンが、すこしぼやけて見える。そもそもスクリーンは劣化しつつあるのか、 わたしの左目の視力が落ちつつあるのか、右の、最近買った、Windows11 の鮮明なスクリーンと比較するからか。
 おそらく、それら三つの総合服作用によるものだろう。
 
 古来の賢人は「畳(たたみ)と〇〇は新しいものがいい」といった。今のところWindows11 のスクリーンは 鮮明に見える。すると、Windows11 を買わなければ、すこしぼやけた Windows10 のスクリーンを使い続けて いることになる。
 
 〇〇を取り替えるには、膨大なエネルギーと時間と費用がかかる。それに比べると、畳を取り換えるほうは はるかに面倒が少ない。
 
 マイクロソフトが、5年だか7年サイクルに、旧OSのメンテをサポート中止し新OSへの切り替えを促すの は、われらの幸福(視力、家庭平和)をお考えになった上でのことかもしれない。
 
 
「井上ひさしの作文教室」 井上ひさし 新潮文庫 \514
 2024 01 04 (Thu)
 
 パソコン画面上で作成した原稿は、その場で up する。
 翌日に、自分のブログを読むと、舌足らずの部分が少なくない。以下は「なるほど」の思ったところの抜粋。
 
 「井上ひさしの作文教室」を読みなおす。
 
【文章は簡潔に】 
 「ので」「―から」「―なので」「―だから」「―が」を使わないこと。これらの言葉を書いたとたんに、 なる。「理由」を次に言わなければならないから文章が長く、難しくなる。
 
【題名をつけるということで三分の一以上は書いたことになる】 
 読み手が、それを見て「あっ、これ、読んでみようかな」と思うような題名をつけてください。
 そうなんだなあ。今まであまり気にしなかった。内容のキーワードで すましていたなあ。題名はかざりじゃないんだ。
 
【読み手のことを考えて、だれでもわかるように書く】 
 書いている本人は、頭の中に無意識の前後関係の文脈があり、書くときはそれを省いて思いつくことを書く。
 でも読み手は、書き手の頭の中にある無意識の前後関係の文脈を知らない。
 読み手は書かれていない書き手の文脈はわからない。他人に読んでもらうとか、自分で声を出して読んでみる。
 書いたから終わったわけではない。読み手の胸にとどいたときに、文章は終わる。
 up したブログを、翌日画面上で読み直す、と舌足らずが多い。
 
【辞書を持ち歩く】
 辞書はとにかく自分のそばに置いておく。
 たとえば、角川必携国語辞典、大野晋(すすむ)さんの辞書には、 「うとうとする(眠りに重点)」「うつらうつらする(覚めているに重点)」の違い、 「文明(売り買いできる)」と」文化(売り買いできない)」違いなどの説明がある。
 
【短期記憶の容量に合うように文章を書く】 
 短期記憶の容量は、情報は十個、時間は二十秒。これを超えると理解されない。
 
【下書きの前のほうはいらない】 
 いきなり核心から入る。その前の説明、理由、手順、前置き、はいらない
 
【自分を指す人称代名詞は、ほとんどの場合いらない】 
 主語を抜く。
 
【理屈を連れてくる接続助詞はできるだけ使わない】 
 「―という」「―といわれる」「―について」「―に関して」などは、つまりいい加減。はっきり言わないで おいて、これをいれて責任を取らせる。使わないで済ませる。以下略。
 
◇◇◇ 
 これらのことは、多くの文章読本にも書かれている。わかっているのにできない。
 
 
青学 原監督
 2024 01 03 (Wed)

 青学大が、第100回東京箱根間往復大学駅伝(2、3日)で往路復路を制し、10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を 飾った。
 原さんは監督歴20年、優勝7回。
 たまたま五区の山登りの中継を見たが、選手の後ろから車のマイクで激励をする。「そう、そう、そう、順調、順調」
 あんなに曲がりくねった、急こう配の山登りをひたすら走る。沿道からは声援。後からは監督の暗示・叱咤・激励。残酷な ゲームだなあ
 
 夕方、室内でスクワット。