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自転車は車道？歩道？意外と知らない
街乗りや通勤、運動などに便利な自転車。しかし、便利な反面、知らず知らずのうちに交通違反をしてしまっているケースも少なくありません。
今回は、自転車の意外と知らない４つのルールと、安全運転の秘訣をご紹介します。
1. 車道と歩道の使い分け
自転車は車道と歩道のどちらを走ればいいのでしょうか？
基本は車道左側通行です。車道を走る際は、車と同じように左側を左側通行し、車の流れに沿って走行しましょう。
歩道は原則NGです。13歳未満の子供は歩道を走ることができますが、車道と歩道の状況によっては、13歳以上でも歩道を走ることが可能です。
歩行者優先です。歩道を走行する場合は、歩行者に道を譲り、徐行運転を心がけましょう。
2. 並んで走行はNG！
複数人で自転車に乗るときは、つい並んで走ってしまいがちです。しかし、これは道路交通法違反です。
2台以上並んで走行すると、車や歩行者の通行を妨害し、危険な状況を作り出す可能性があります。
例外として、「並進可」の道路標識がある場所では2台まで並べます。
3. ベルはむやみに鳴らさない
自転車にはベルが装備されていますが、むやみに鳴らすのはマナー違反です。
ベルを鳴らすべき場所は、見通しが悪く、他の車両や歩行者に危険が及ぶ可能性がある場合です。
鳴らしすぎはNGです。必要以上に鳴らすと、周囲を驚かせたり、迷惑をかけたりする可能性があります。
4. 夜間のライト点灯は義務
夜間に自転車に乗る場合は、ライトの点灯が義務付けられています。
前照灯は白色または淡黄色、後尾灯は赤色に点灯する必要があります。
点灯していない場合は、5万円以下の罰金を科せられる可能性があります。
安全運転の秘訣
上記4つのルールに加え、安全運転のために以下の点にも注意しましょう。
ながらスマホは自転車事故の凶悪犯
近年、自転車の利用者が増加する一方で、深刻化しているのが「ながらスマホ」による事故です。歩行者や他の車に衝突し、重大な被害をもたらすケースも少なくありません。
なぜ、自転車のながらスマホは危険なのでしょうか？
視覚・聴覚・注意力が奪われる
片手運転でバランスが崩れる
周囲の変化に気づかず、急ブレーキや急ハンドルが間に合わない
これらの理由から、自転車のながらスマホは、自身だけでなく、周りの人にも危険を及ぼす行為なのです。
道路交通法違反で5万円以下の罰金。
2018年6月より、自転車のながらスマホは道路交通法違反となり、5万円以下の罰金が科されるようになりました。
事故を起こした場合、被害者に怪我をさせてしまうと、治療費や慰謝料など、多額の損害賠償責任を負う可能性があります。
自転車のながらスマホを絶対にやめるために
スマホは安全な場所にしまう
どうしても使用する場合は、駐輪してから操作する
ハンズフリー通話や音声操作を活用する
周囲の状況に常に注意を払う
ヘルメットの着用は義務です。
交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。
周囲の状況に注意し、危険を予測しましょう。
マナーを守り、他の交通参加者に迷惑をかけないようにしましょう。
自転車は便利な移動手段ですが、同時に危険も伴います。ルールを守り、安全運転を心がけることで、快適な自転車ライフを送りましょう。