冬期講習 正月特訓を 無事終えることができました。

年末に1回だけ休みましたが、

大きく体調を崩すこともなく通いきれて本当にありがたい限りです。


 正月特訓は弁当 を食べる時間が楽しかったそうです。


能登半島地震のニュースを見ていると 阪神大震災のこと思い出します。


こう言うと 完全に年齢がばれますが、ちょうど大学受験のときに地元で被災し 大変な目に遭いました。

私立大学は3校出願したものの、大学までの交通がなく2校は受けに行くのを諦めました。


残りの1校は、学校が燃えてしまったので入試が2月23日までずれ込み受けることができました。


痛み分け というのでしょうか 入学金納入も国立の発表を待ってくれて親は助かったことだと思います。


その2月23日まで、

家を片付けたり避難所に水を汲みに行ったり体調を崩したり、

そんな生活をしていたのでまともに鉛筆を持っておらず、 入試当日 久しぶりに 筆記用具を持ったな という感じでした。


入試会場は暖かく、半分ぐらいの時間で解き終えたら、安堵と疲れが出て眠ってしまいました。


結果から言うと その2日後の国立大学になんとか合格することができたのですが 、

地方県立高校から現役で理系学部を受けるのは本当に 綱渡りのようで(3年生になってから 現数Ⅲを習い始めるのはいくらなんでも無理!)、

3年生の間ずっと心が休まりませんでした。


あてにしていた 1月2月の追い込みも できなかったのは現役生にとって痛すぎます。


合格できたのは運と縁と、それから潔く志望校ランクを下げたことに他なりません。


友人の中には 4年制大学を 諦め 短大に進学したりした子もいましたが、 長い人生です、後になってみればいくら 何でもそれは、、と思いますね。


被災地の受験生のお子さん方の将来が守られることを願います。


3連休、3食ご飯作るのめんどくさいなと思って、今朝起きましたが普通に生活できること、 普通に過去問といて 何点だったと自分たちの戦いに集中できることをありがたく思います。