空振り三振は良くて、見逃し三振はダメ? | ベースボールバイブル

こんにちは。 

ベースボールバイブルの東です。 

 

先日、知人と食事をしていたら近くの席で食事をしていた少年野球の指導者の方たちの会話が耳に入ってきたんです。 

 

見ず知らずの方たちの会話なので聞かないようにしようとしていたんですけど、聞かないようにしようとすればするほど耳に入ってくるんですよ^^; 

 

その中の会話でこういう会話がありました。 

 

「空振り三振は良いねん。でも、見逃し三振はアカン!」て。 

 

これ、よく聞く言葉ですけど、私自身は嫌いな言葉なんですよね。 

 

だから余計に耳に入ってきたんでしょうか^^; 

 

ところで、どうして大人たちは空振り三振は積極的で、見逃し三振は消極的だと思い込んでるんでしょうかね? 

 

私は空振り三振が積極的で、見逃し三振が消極的だと思ったことがないんですよ。 

 

というのも、バッターというのは打てると思ったらバットを振るし、打てない(ボールだ)と思ったらバットを振らないものだと思っているからです。 

 

それなのに、選手に「空振り三振は良いよ。でも、見逃し三振はダメだ!」なんて言ってしまうとどうなるでしょうかね? 

 

多くの選手は追い込まれたら「多少のボール球はバットを振っておけばいいわ」と思ってしまうのではないでしょうか。 

 

これでは困るんですよね。 

 

だから私は「打てると思ったら打ちにいけばいいし、ボールだと思ったら振らなくていい!結果的にそれが空振り三振だったら仕方ないし、見逃し三振だったら自分のストライクゾーンを調整するだけ」と言うようにしています。 

 

要するに、空振り三振も見逃し三振もどっちも一つのアウトであって、どっちが良くてどっちが悪いなんてものではないと選手に伝えたいわけです。 

 

そうしないと追い込まれたらどんなボールでもバットを出そうとする選手が育ちそうですもん。 

 

それよりも個人的にはボールだと思ったら堂々と見逃せる選手を育てたいと思っています。 

 

まあ、参考まで。 

 

では、また。