プロのキャッチャーがこれだけ基本技術を繰り返している! | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


センバツの抽選も終わり、高校野球も練習試合が解禁になりましたね。


もちろん高校野球だけではなくて小学生も中学生もどんどん試合が始まっています。


まあ、選手たちは試合をするのは楽しいんでしょうけど…


試合が始まると選手以上に大人が勝ちたくなったりしません?


そういうチームありますよね。


まあ、実際に公認野球規則1.02には「各チームは、相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする」と書かれていますから、必死になるのはそれはそれで正しいとも言えるんですよね。


野球人としては必死に勝ちにいかなければいけないわけです。


勝たなくていいなんて言ってしまうのはルール違反なわけですね。


だから大人が必死に勝ちに行く姿勢を子供に見せることは、僕は別に悪いことだとは思っていません。


もちろん僕もそうなる事があります。


だからこそです。


このバランスが難しいんですよね。


ここの判断が本当に難しいと思います。


要するに、


何をすれば勝てるようになるのか?


っていう事ですね。


そういう基準で考えると実戦練習ってなるんだと思います。


その気持ち、よく分かります。


実戦はやっぱり大事ですから。


必要な練習だと思うんですよね。


でも、


個の能力がどれぐらい上がるのかって考えたら、大して上がりませんよね。


例えば、そのチームに15人いたとすると…


ボールを投げる選手(ピッチャー)


ボールを捕る選手(キャッチャー)


と、


14人待ってから打つ選手(バッター)


と、


時々、飛んでくる打球を捕る選手(野手)


これ、上手くなるのは誰ですかね?


普通に考えたらピッチャーとキャッチャーだけです。


ところが、


学童野球の場合だとピッチャーは大人…


場合によってはキャッチャーも大人…


昨日もそういう練習をしているチームがありましたけど、それは一体誰のための練習やねんと思うわけですよ。


もったいないですよね。


だから僕の練習ではピッチャーは絶対に選手ですし、キャッチャーなんて確実に選手です。


「それじゃストライクが入らないから効率が悪い」って言われるんですけど…


「前から投げさせたらいいじゃないですか」っていう話です。


しかも、ゆっくり投げさせたらいいんですよね。


社会人野球をやっている時によく聞いた話なんですけどバッピ(バッティングピッチャー)ほどコントロールが良くなる練習はないんですよね。


だから小学生でも中学生でも高校生でも大学生でも社会人の選手でもスローイングに悩んだ時はバッピをすればいいんです。


バッピというのはそれほど素晴らしい練習なんですよ。


けど、それを大人がやってしまう…


なんともったいない事なんだろうと思っています。


それと…


僕の場合は実戦練習は午前中で終わらせますね。


昼からは完全に個人練習。


個の能力を高めるための時間です。


そうじゃないと本当に身につけなければいけない事を身につける時間がないですからね。


見てください。


プロのキャッチャーがこれほどブロッキングを繰り返すんですよ。





ブロッキングができないキャッチャーなんてキャッチャーじゃないですからね。


でも、


なんとなく後逸してないように感じるからエエかってなってるチームが多いような気がするんですよね。


だってブロッキングの姿勢をしようとしているキャッチャーに会うことなんて滅多にないですもん。


だけど、こういう事こそ早いうちに身につけておかなければいけないんじゃないかと思うんですよね。


大人がバッピで肩を使ってしまうぐらいなら、ブロッキングの練習用に使ってあげて欲しいなと思います。


大人がバッピをしてしまうぐらいならキャッチャーフライを上げれるように練習して、キャッチャーフライの練習をさせてあげて欲しいなと思います。


選手を育てるっていうのは、そういう事なんじゃないかなと…


ですから、僕の場合は「何をすれば勝てるようになるのか?」というと「個の成長!」だと思っているわけです。


まあ、参考まで。


では、また。



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