ベースボールバイブルの東です。
昨日のヤンキース・田中投手のピッチングはご覧になられたでしょうか？
それまでヤンキースは５連敗。
地区優勝を狙うヤンキースにとっては負けられない試合でした。
そこで先発を任されたのが田中将大投手。
大事な試合ですから先制点は与えたくありません。
しかし、
２回に２アウト２塁というピンチを背負います。
そのピンチをしのいだのが牽制でした。
こんな牽制です。
↓↓↓
http://m.mlb.com/video/v476321083/?game_pk=415791
素晴らしい牽制です。
けど・・・
これ日本の学童野球だとボークになるんですよね＾＾；
ちなみに、
今年の甲子園でも同じような牽制がありました。
これです。
素晴らしい牽制です。
けど、
この動画の下にあるコメントを読んでみて下さい。
ボークと思っている日本人が多いことに気付くと思います。
まあ、仕方ありません。
日本では子供の頃から、この牽制はボークだと教わるわけですからね。
・・・・・・・・・
これは日本のある組織ではボークなんです。
でも、プロの人たちもこう教えてるんですよ。
それでも日本のある組織では、牽制の時はプレートの後ろに足を外さないとボークだという事になっています。
そのおかげで藤浪投手のプロ１年目の牽制はヒドいものでした。
今はどうかは確認できていません。
が、
１年目の藤浪投手の１塁への牽制は、日本のある組織のローカルルールに則った可哀想なものだったんです。
ぜひ、ご覧下さい。
あの・・・
本気でランナーをアウトにしにいく時に、プレートの後方に外して牽制をする投手っていうのは世界中にどれぐらいいるんでしょうか？
僕が探した感じでは日本の小学生、中学生、高校生ぐらいなんですよね。
なので日本の学生投手の牽制は本当に低レベルです。
で、それを何とかしたい！
と思うじゃないですか。
でも、
学童野球の審判っていうのは「軸足はプレートの後方に外さないとボークです。」と言うんですよ。
実際に僕のチームでもボークをとられましたしね。
ボークって言われるんですから、子供はボークと思いますよね。
で、
子供は僕の方を向いて「この人、噓を教えたな」って思ってるんですよ。
胸が痛いです。
しかも、もっとタチが悪いのは・・・
プロが間違っててオレたちアマチュアが正解だと思ってる所なんですよ。
そんな人たちと議論したって、らちが明かないんですよね。
ただ・・・
そのおかげで日本の子供たちの牽制は世界最低レベルです。
それだけではありません。
次はその知識を持った子供たちが大人になるわけです。
だから、
日本だけはレベルの低い牽制球が延々と受け継がれていきます。
それが残念だなと思うんですよね。
まあ、残念だと思ってるだけですけど・・・
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