指導者の一言一句が選手のスケールを小さくしている。 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


少年野球を教えるようになって
いろんなチームを見てきました。


そんな中で、
つくづく感じてる事なんですが・・・


なぜ、わざわざスケールを小さくするんでしょうか?


不思議でなりません。


まあ、


少年野球で勝とうと思ったら、
ちょこちょこかき回すのが良い。


フォアボールを選んで・・・


バントして・・・


ゴロを打って・・・


で、


守備は捕ったらワンバウンドで
送球してアウトを増やせば良い。


まあ、


ある程度は勝てるでしょうね^^


けど、あえて言いたいのは・・・


「スケール小さいな。」


と。


まあ、勝つ事は大事です。


だから、


勝てば良い。


けど、


それで上で通用するか?


中学で・・・


高校で・・・


大学で・・・


社会人で・・・


プロで・・・


通用するか?


まあまあ、


みんながみんなプロ野球選手に
なれるわけではありません。


というより、


ほとんどなれませんよね^^


だから、


ひとつでも思い出を・・・


そういう気持ちもあるのかな?


けど、


このブログを読んでいる人は
まさか、そんな人はいないと
思いますので、あえて言います。


指導者の一言一句が完全に選手のスケールを小さくしてますよ。


引っ張り過ぎるな!右に打て!


とか、


引っ張るな!センター返しや!


とか、


本当によく聞くんですよね。


でね、


センターに打とうとするんです。


けど・・・


振れてへんやん^^;


と。


ちょっと考えてみて下さい。


引っ張ってファールばかりやけど振れる選手。


と、


センター返しが上手いけど振れない選手。


どっちが最終的に勝ちます?


選手としてどっちが魅力的です?


僕は後者だったんで分かります。


絶対に振れる奴が勝ちますよ^^


振れる奴が魅力的なんですよ。


けど、


細かい事を言ってスケールを小さくする。


不思議でならないわけです。


僕的にはね・・・


僕と小学生である彼らが野球を
一緒にするのは小学生の間だけ。


中学生になったら別の指導者。


高校に行っても別の指導者。


そんな彼らの野球人生に、
どれだけの責任を持てるのか?


責任なんて持てませんよ。


けど、


その選手を最大限に魅力的に
育ててあげるのが指導者の役目。


育ててあげるという言葉は
使ってはいけない言葉ですけど・・・


けどね、


小学生にとって、指導者の言葉は
本当に大きいものやと思うんです。


それをずっと持って行きますからね。


そう考えると、


選手の能力を高める言葉を掛けてあげないといけない。


なのに・・・


指導者の都合の良い言葉を掛けてしまう。


そういう人、多いような気がします。


まあ、いいんですけど・・・^^;


でも、


僕が指導する選手だけは、
スケールのデカい選手にする!


彼らの可能性を最大限に引き出す!


そんな決意です^^


まあ、


戯言ですので無視でお願いします。


あっ、そうそう。


この記事。いいですよ。
↓↓↓
苦戦する日本人野手 パワー面の不利、克服できず (日経新聞)


NPBとMLBの差。


「日本人選手はパワーに欠ける選手が多い印象を受ける。打席に立っているのを見ても怖さが感じられないし、守備面でもいわゆる“強さ”が感じられない。二塁、遊撃といった守備優先とされるポジションでも、ある程度の打撃力は必要。力強い打球を飛ばせる選手なら、守備が最高級でなくとも目をつぶってもらえるが、打撃面でそのレベルに達している選手が少ない」(スペイン語版スポーツ専門局・ESPNデポルテスのエイドリアーノ・トーレス記者)


最後に「メジャーを目指す選手にアドバイスするとすれば?」とコリンズ監督に聞くと、間髪入れずに「身体を強くしておくべきだと言いたいね」という答えが返ってきた。


これ、NPBとMLBの差って話で
書かれていますけど・・・


小学生と中学生の差でもある。


中学生と高校生の差でもある。


高校生と大学生の差でもある。


大学生と社会人の差でもある。


社会人とプロとの差でもある。


結局、強い選手が勝つ時代。


だから、そこから逃げない。


僕の決意です^^


では、また。