田中将大投手の三つの武器とは? | ベースボールバイブル
こんばんは。
ベースボールバイブルの東です。


寝ようかな・・・


と思ったら、面白いコラムが!
↓↓↓
【プロ野球】田中将大の3つの武器。強い体とスライダー、もうひとつは?(Sportiva)


良いコラムだなと思って
書いた人を調べてみると・・・


やっぱり石山さん。


ありがとうございます。


いつも勉強になります。


では、


早速学んで行きましょう。


私が田中のピッチングをはじめて見たのは、彼が高校生の時でした。2年、3年と夏の甲子園決勝のマウンドに立ちましたが、その時の印象はとにかく高校生にしては体がしっかりしているなということでした。当時から背も高かったですが、それ以上に腰回りがしっかりして、体の強さを感じました。


腰回り。


軸を感じたのかな?


強い体だったんでしょうね。


ちょっと見てみましょうか。


高校一年生の秋。


神宮大会。


捕手の田中将大選手。


珍しいでしょ?





それから、背番号2を付けて、
神宮で登板した姿。


まだまだ荒削りな感じです。


体の強さだけでプレーしている
感じがします。


初々しくていいですね。


でも、


やっぱり体の強さは感じます。





さてさて、


ちょっと話が逸れました。


石山さんのお話しに戻しましょう。


石山さんが高校生に指導する時、
よく言う事があるそうです。


私は今も高校生を指導することがありますが、その時によく言うのが、「強い体を作りなさい」ということです。強い体とは、つまり故障しない体ということです。そのために実践してほしいことが3つあります。それが「いい食事」「いいトレーニング」「いい休養」です。栄養のバランスを考え、しっかりごはんを食べる。そうすることで、厳しい練習に耐えられる体を作ることができる。そしてトレーニングしたあとは、しっかりと体を休めて疲れをとる。これを繰り返すことで強い体が作られていくわけです。


いい食事。


いいトレーニング。


いい休養。


強い体を作る三原則だそうです。


ぜひ、参考にして下さい。


そして、


田中投手について。


おそらく高校時代の田中も、このことをしっかりやっていたのでしょう。彼の体を見た時、これなら十分プロでやっていけると確信しました。つまり、プロの厳しい練習にもついていけるだろうと思ったんです。それぐらいのたくましさを感じました。高卒1年目というのは、まだ1年を通してプロでやっていく体になっていない選手がほとんどです。いくらいい球を投げても、まだ体ができていないためにケガの心配がついて回る。そうなると首脳陣も起用しづらくなる。でも田中にはそうした心配がなかった。だから、プロ1年目からローテーションを任せることができたわけです。


ふむふむ。


分かりやすいです。


でも・・・


強い体だけでプロで成功する
のは難しいですよね。


他に、


どんな武器があったのか?


それは・・・、


なぜ1年目から11勝も挙げることができたのか。その大きな理由として、スライダーが挙げられます。彼のスライダーは、打者の手元で鋭く曲がり、スピードもある。高校生で彼のスライダーに対応できた打者はいなかったと思います。それにプロの世界でもウイニングショットになる球だと思いました。


スライダーだそうですが、
この話には続きがあります。


聞いてみましょう。


よく「超高校級」と呼ばれる投手がいますが、そのほとんどがストレートの速さが基準になっています。140キロ後半や150キロを出せば、間違いなく「超高校級」でしょう。しかし、超高校級と呼ばれながら、プロ1年目から活躍した投手はほとんどいません。田中以外で思い当たるのは、1999年の松坂大輔ぐらいです。ふたりに共通していたのは、150キロ近いストレートのほかに、空振りの取れる球があったということです。いくら球が速くても、空振りの取れる変化球がないと1年目から活躍するのは厳しいということです。


ほう。


空振りが取れる変化球。


プロで活躍するには、
この武器が必要だそうです。


確かに、


ストレートで空振りが取れるほど
プロ野球は甘くないですもんね。


まあ、


まれに藤川球児投手のような
選手も出てきますが・・・


それで長くやるのは難しいでしょう。


若い頃はよくてもね。


年を重ねると厳しくなる。


そんな感じがしますね。


さて、


ここまでをまとめてみると、
田中投手の武器は・・・


強い体とスライダー。


さて、


三つ目は何でしょうか?


それは・・・、


向上心。


こんな風に書いています。


昨年までの5年間で65勝もの勝ち星を積み重ねたことです。これは現状に満足することなく、常に向上心を持ってやってきた証拠です。今年も尊敬するダルビッシュから教えてもらい、軸足に力をため込む新フォームに挑んでいましたよね。ああいう姿勢はすごく大事なことだと思います。


どんどんトライする
姿勢が素晴らしいと。


しかし、


それ以上に素晴らしい事・・・


それは、


また、フォーム改造にまつわる一連の報道を見て、あらためて田中という選手はすごいなと感心させられたことがありました。それは新フォーム挑戦中、やっぱり自分にはできないと判断し、すぐに元のフォームに戻したことです。


さらに続きます。


もちろん、自己分析できる能力の高さもありますが、元のフォームに戻すということは、自分のフォームを確立しているからできることなんです。じつは、プロの選手でも、自分のフォームを確立できている選手は意外に少ない。だから一度でも改造してしまうと、元に戻せない選手が結構います。でも田中は自分のフォームを確立しているから、どんなことにもチャレンジできる。これはすごく大きいことだと思います。


このコラム。


ぜひ、参考にして下さい。