プロ野球をクビになって良かった・・・ | ベースボールバイブル
こんばんは。
ベースボールバイブルの東です。


選抜出場校が決定しました。


山口県の早鞆高校も無事に
選出されました。


この早鞆高校の監督といえば・・・


大越基監督。


この、


大越監督をご存知でしょうか?


1989年。


あの仙台育英高校を甲子園で
準優勝に導いた、あの大投手。


あの夏の4連投。


忘れられません。


確か肘も痛めていたのでは?


その状態で帝京高校との決勝戦。


試合は9回まで0対0。


そして、


延長10回。


ついに力尽きました・・・








この大越投手が、甲子園に
監督として帰ってきます。


そして、


今日、毎日新聞で・・・
↓↓↓
センバツ:「プロをクビになって良かった」早鞆の大越監督(毎日jp)


記事によると、


元プロ選手が、監督として甲子園に臨むのは史上3人目。歓喜に沸くナインを横目に大越監督はしみじみと語った。「(戦力外通告を受けてからの)8年間は、実はずっと悔しい思いがあった。この日を迎えられ、クビになって良かった」


クビになって良かった。


こんな事、


なかなか言えないですよね。


でも、


こう言える大越監督、


素敵です。


指導者としても悩んだようです。


自分が前面に出てぐいぐい引っ張る指導法を改めた。「自分で考えられる人間を育てたい」。そんな思いも胸に、選手の後ろで見るようにした。


色々な葛藤がありながら、
やっと掴んだ甲子園。


早鞆高校、楽しみです。