2024.5.17
いよいよ 【家出レスラー】
映画公開初日を迎えた
舞台挨拶のチケットを購入し豊洲へ
映画館が分からずに 迷ってしまい…何故か?海に出てしまった
ついでに ぬい活を…
なかなか キッちゃんが座ってくれなくて大変だった またには 駄々っ娘のキッちゃんも悪くない…
ようやく現地に着くと沢山のプロレスファンがいて 開場を待っていた
先にパンフレットを購入して気分を上げる
18:30〜舞台挨拶
写真撮影NGだった為 以後の写真は出演者のXより転載

舞台挨拶の様子
マイナビニュースより
  ⇊⇊⇊⇊

https://youtube.com/watch?v=5Rn0cALwIAg&si=D1YIpse_uGEH8cWX

舞台挨拶で笑えたのは…朱里さんがまるで主演みたいに…泣きながら撮影秘話を話していた事 出演しながら プロレス指導をしていたそうで 体力づくりから受け身など 最初は不安だらけだったそうです

岩谷麻優さんは1部アクションで主演の平井杏奈さんの代役として出演しているらしく…岩谷麻優を演じる平井杏奈さんの代役で…岩谷麻優が岩谷麻優役を演じるという奇妙な撮影があったそう

向後桃さんは GM役で鬼コーチ振りをみせ 竹刀片手の姿には…「ヒール行けんじゃない!」っと 大江戸線の姿が見たくなった

あらすじ・ストーリー 山口県に暮らすマユは2年の引きこもり生活を送っていた ある日…兄と観戦したプロレスに感動した彼女はプロレスラーになろうと小銭を持って家出を決行し 上京する 東京での厳しい練習を経て デビューを果たした彼女だったが 日の目を見るには遠く……

解説 プロレスラー・岩谷麻優の半生を原案に 平井杏奈を主演に迎え映画化したサクセスストーリー 引きこもりだった少女が プロレス観戦をきっかけに上京し 女子プロレスラーとして名を馳せる道程を描く 監督はヨリコジュン 脚本はドラマ『今際の国のアリス』の渡部辰城 共演は向後桃 HGら 音楽は岩谷麻優の入場曲“THE ICON”

キャスト

平井杏奈・向後桃レイザーラモンHG・レイザーラモンRG・中本大賀・

ゆきぽよ・根岸愛・都丸紗也華・小坂井祐莉絵・平嶋夏海・KAIRI・朱里・藤井マリー・有田哲平・古坂大魔王・浅越ゴエ・竹吉元博・天山広吉・渡瀬結月・立石凛・竹中直人・石野真子

主要人物

岩谷マユ(いわたに マユ)

演 - 平井杏奈
2年間の引きこもり生活を経て プロレスラーになることを夢見て上京する 最初は負け続きだったが 仲間たちと一緒に過ごす中で いつしか業界の「アイコン」となるまで成長していく

流香(りゅうか)
演 - 向後桃
スターダムのゼネラルマネージャー マユの成長を見守りながら叱咤激励する姉のような存在
村瀬(むらせ)
演 -レイザーラモンHG
スターダムのレフェリー 団体の危機には自腹を切ってでも助けてしまう熱血漢
東子(とうこ)
演 - 木村有希(ゆきぽよ)
1期生 マユの同期 寮も同室 マユの深夜の特訓に付き合ったり マユのことを細やかに気にかけ面倒を見る
羅月(らげつ)
演 - 朱里
3期生 マユのライバルとして君臨し 数々の名勝負を繰り広げる マユが怪我で欠場中はグッズ販売に協力している
東原(ひがしはら)
演 - 有田哲平
建設会社社長 自称元帰国子女 スターダムを支えるスポンサー
グッシー / 小串宏明
演 - 竹中直人
スターダム創設者 マユのスター性を見いだす
マイケル・田中
演 - 古坂大魔王
海外エージェント マユに興味を持ち、海外大手団体からの移籍の話を持ってくる
佐藤シオ
演 - 小坂井裕莉絵
マユの同期
巨瀬川(こせがわ)
演 - 都丸紗也華
マユの同期 東子とはたびたび険悪な雰囲気になっている
御堂晶(みどう あきら)
演 - 根岸愛
マユの同期 極真空手を15年していたが怪我で引退し プロレスラーとして再起を図る
海城タカラ(かいじょう タカラ)
演 - KAIRI
3期生 マユの後輩[ もともと劇団員として活動していた
紫炎リオ(しえん リオ)
演 - 平嶋夏海
フリーの人気レスラー マユのタッグパートナーになる タッグ名は「ファイアー・ロック」
この映画は…実話を元にしたフィクションなので 少し分かりづらくなっているが…それがかえって 強調されたエピソードになっていて笑えるシーンが沢山ある
感想…ネタバレアリアリ
(ややこしいので…映画の役名ではなく本当の名前で書いてます)
冒頭のエピソードが衝撃的で…会場の空気が凍りついた マユの引きこもりの理由が…レイブ未遂…だった さらに母親に「お前が悪いと云われた事で…母親との確執がうまれてしまう
幼少期から…優秀な兄とできの悪い麻優…という見方をされて来て 決定的だったのがこの事件でした
面白かったのは 【マユランド】の世界 2年近く引きこもりでいられたのも…このマユランドがあったお陰で…実際は…岩谷麻優の妄想世界 この世界感を 【ヘタカワアニメ】で表現されていた このアニメはちょくちょく出て来て 結構楽しめた
TVでプロレスを見てから 岩谷麻優の妄想が止まらない マユランドではチャンピオンになって大活躍していた
ある日 兄貴がプロレスのチケットを貰ったからと…麻優を誘って見に行くが…映画の終盤で このチケットを買ったのは…母親だった事が分かって号泣しました あまり掘り下げて母親との確執は描かれていませんでしたが 
麻優の居場所が分かり…母親からの電話のシーンで…
ロッシー「母親が娘の可能性を信じないで誰が信じてやれるんだ 貴様は母親失格だ」…と啖呵きって電話をきったシーンは泣けました
9割が寝ているシーンの中で 残りの1割のシーンはめちゃ名シーンです
もう一つの名シーンは…次々と選手がSTARDOMを退団していく中で ロッシー氏が岩谷麻優に向けた言葉が 感動的でした
ロッシー
「お前の親は…私じゃなく…STARDOMなんだよ」
これは ジーンときました 岩谷麻優という選手は STARDOMあっての岩谷麻優なんだと ロッシーが生みの親なら STARDOMが育ての親…という解釈を私はしました
また…
お前も家出していいんだよ
STARDOMはもう 岩谷麻優の居場所になっている という事を言っているんだと解釈しました 
同期のヨシコとの出会いが 岩谷麻優にかなりの影響を与える レスラーとして何も出来ない麻優に対して 苛立つヨシコは 次第に麻優に対して厳しく接する 
ヨシコ「お前はレスラーになれない」というヨシコに対して …
麻優「帰る場所がない私の気持ちなんか ヨシコには分からない」と吐き捨てるが…そのヨシコも帰る場所はないし…当時のSTARDOMの選手は 皆…同じ様な境遇な方ばかりだった事を後々…麻優は知る事になる

そんな 2人がいよいよデビューを迎えるが…当時の記憶がまったく無い…というくらいに緊張していたらしく そのシーンがめちゃ笑える

麻優は歯磨き…

ヨシコは大量の魚肉ソーセージ…

思い出し笑いしてしまう程に可笑しかった 何故?魚肉ソーセージなのか?は実際に見れば分かります

ヨシコの事件が起こり…STARDOMを去る選手が増え 1期生は麻優だけになってしまう 練習嫌いで人気先行な麻優を妬んで 離れる後輩も沢山いた
いよいよSTARDOMの経営が傾いて来る中で…岩谷麻優は 自分の居場所はSTARDOMしかないと改めて自覚する
STARDOMが無くなる事は…自分の居場所が無くなる事と同じ…自らをSTARDOMのアイコンと名乗って飛躍する このシーンと重なったのが…アイスリボンの象徴…藤本つかさ でした この二人は長い年月を経て再びIWGP戦で交わる
映画全般…プロレス映画と云うよりも岩谷麻優ストーリー色が強く 期待していた程にプロレスシーンは出て来なかった そんな中でも 花月演じる朱里さんが凄く…本人にしか見えなかった 他に風花さん役の向後桃さんは スパルタ鬼コーチ&GMがはまり役で 竹刀片手にビシビシと後輩をシバキあげる姿がカッコよかった 
家出レスラー岩谷麻優がSTARDOMを自分の居場所にして マユランドの自分を越えて 成長する現在進行系の物語 そしてSTARDOMから家出したレスラーたちの物語
唯一…KAIRIだけが本人役で出演していました だからリアルでした…
私は本も読んでいたし 実際に観戦もしていたけど 考えさせられる場面も沢山あった ゲラゲラ笑えるシーンも沢山あった 名言も沢山あった 
引きこもりからのサクセスストーリーだったり 親子の確執だったり 友情物語だったり レスラーとしての目覚めだったり 背負うモノの辛さだったり 十人十色な見方が出来て 何処かしらに共感出来る物語だと思いました

最後に 岩谷麻優さんが 
皆んなに元気を与える映画…
とおっしゃっていましたが…あまりにも滑舌が悪くて これ何テイク目でOK出たのかな? と気になって内容が入って来ませんでした…