KEIJI MUTO 
 GRAND FINAL
 PRO-WRESTLING 
“LAST” LOVE~HOLD OUT〜

2023年2月21日(火)
 東京・東京ドーム
S-B1
タッグマッチ 
STARTING LOVE
◯マサ北宮 &稲葉大樹 
 VS 
稲村愛輝 /&矢野安崇⚫
7‘21 サイトースープレックス
金剛・拳王&征矢戦を控え力を見せつけたマサ北宮&稲葉大樹…
開幕戦を迎えるに相応しい試合だった

S-B2
8人タッグマッチ 
東京女子プロレス提供試合
TJPW Spark
◯坂崎ユカ & 山下実優 & 中島翔子 &辰巳リカ
  VS 
瑞希 &伊藤麻希 & 渡辺未詩 /&荒井優希⚫
11‘38 魔法少女にわとり野郎
東京女子初の東京ドーム…その姿は躍動的で会場を唸らせる内容だった…特に渡辺未詩のジャイアントスウィングと2人同時にボディースラムはドームをどよめかせた…瑞希の渦アメ…坂崎の魔法少女にわとり野郎…辰巳リカのドラゴンスクリュー…山下のスカルキック…中島の619…伊藤麻希の世界一可愛い大合唱…荒井優希のファイナリー…坂崎と瑞希の前哨戦皆んな最高のパフォーマンスだった

S-B3
6人タッグマッチ 
WORLD WARRIOR BATTLE
杉浦貴 &小島聡 &ティモシー・サッチャー ⚫
 VS
◯ジェイク・リー & ジャック・モリス &アンソニー・グリーン
7‘14 串刺しフロントハイキック
巻き返しを測る杉浦軍…移籍後、存在感を示したいジェイクリーとの対決…この試合を契機にNOAHが大きく動く事になった…小島のNOAH撤退ジェイクの挑戦表明…新たな始まりとなった

第1試合
10人タッグマッチ 
 NEW EXPLOSION
小川良成 &Eita &HAYATA &◯クリス・リッジウェイ &ダガ 
 VS
小峠篤司 &YO-HEY &吉岡世起 &アレハンドロ & 宮脇純太⚫
6‘23 レッグキャプチャーチキニングコンビネーション
【宮脇】
「帰国後、タイトルマッチ全敗。俺がすすったメキシコの泥水はきれいすぎたと実感しました。明日から本物の泥水をすすりにメキシコに帰ります。メキシコでトップ、そしてNOAHジュニアでテッペンを獲るまで無期限でメキシコに行きます。以上です」

第2試合
8人タッグマッチ 
DDT提供試合
Dramatic Dream Future
MAO 勝俣瞬馬 &◯上野勇希 &小嶋斗偉
  VS
遠藤哲哉 &岡谷英樹& 高鹿佑也 &正田壮史⚫
9‘6 WR
The37KAMIINA4人…今アメリカに竹下さんがいて、竹下さんも僕らの中には一緒にいて、5人で東京ドームに立ててめちゃめちゃ僕はうれしいです
そう…タイミング悪く…竹下幸之介
がこの場に居ないのが凄く残念だったし、DDTを知る者として皆んなに見て欲しかった選手

第3試合
6人タッグマッチ  DRAGONGATEvsNOAH
シュン・スカイウォーカー & KAI ⚫&ディアマンテ
  VS
丸藤正道 & ◯イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. &ニンジャ・マック
11‘20 ムーンサルトプレス
DRAGON GATE🆚NOAH…ディアマンテがファイヤーバードスプラッシュで負傷し敗戦も前半はいい試合を魅せていた…ニンジャ・マックは流石に凄かった…ワグナーのムーンサルトは美しい弧を描き武藤敬司への手向けに…
贅沢三昧な試合だった

第4試合
はは6人タッグマッチ 
AJPWvsNOAH
宮原健斗 & 諏訪魔 & 青柳優馬⚫
 VS
◯拳王 &中嶋勝彦 &征矢学
15‘37  P‥F‥S
全日本🆚NOAH…元健介オフィスの宮原vs中嶋の対峙した時の緊張感は昭和の匂いを感じるピリッ付き感があった…全日勢はユニットじゃないから試合連携が取れずに不利だったと思う…最近の金剛の動きが気になって仕方ない

第5試合
タッグマッチ 
FINAL DE LUCHA
外道&◯石森太二
  VS
NOSAWA論外⚫&MAZADA
4‘43 ブラッディクロス
NOSAWA論外選手の引退試合は意外な結末だった…突然、石森に介錯を要求し呆気なく引退してしまった…外道と石森はヒールレスラーだが、その目には涙らしきモノが光っていた…貰い泣きしちゃいそうな幕引きでした

第6試合
シングルマッチ 
TOKYO TORNADO
◯高橋ヒロム  VS  AMAKUSA⚫
11‘2 TIIMEBOMEⅱ
試合前から2人の関係性に注目が集まって…謎の剣舞というレスラーの名が挙がっていた…ヒロム選手の足腰の強さが際立った試合でジュニアを超えたパワーは流石に凄かった…

第7試合
シングルマッチ 
SHINING THROUGH
◯オカダ・カズチカ VS清宮海斗⚫
16‘32 レインメーカー
清宮の顔面蹴りから始まったこの試合…マッチメイクから舌戦が繰り広げられ…完全決着の無制限試合になったが…オカダの過密スケジュールなんて何処へやら?…清宮の完敗に終わった…オカダの強さが際立った試合だったが…見方を変えると1年前と比べるとオカダ・清宮の差が縮まったとも云えた内容だったのは確かだ…
凄かったのは、オカダのドロップキック…全てヒットし…もはや芸術的でした

解説の蝶野正洋が入場
何故か?蝶野正洋が花道から登場

第8試合  メインイベント
シングルマッチ 
 PRO-WRESTLING "LAST" LOVE
武藤敬司⚫  VS ◯ 内藤哲也
28‘58 デスティーノ
2度のムーンサルトを仕掛けて飛ばなかった武藤敬司…これも武藤らしい光景だった…純真…自分に正直な性格はファンに愛され…文化になって来た…レスラーも人の子…一時の感情で動くより花道を自分の足で歩いて去る選択を選んだ武藤…というか…この後に蝶野正洋との試合を最初から決めていたから躊躇ったんじゃないだろうか?知らんけど…武藤敬司選手の仕草がカッコイイって改めて思いました…

LAST LOVE
スペシャルシングルマッチ
◯蝶野正洋 VS  武藤敬司⚫
1‘37 STF
これには皆んな驚いた…嬉しいサプライズ…ダブル引退試合になるんだろか?

引退の10カウントは無し

古舘伊知郎の詩の朗読
「山梨県富士吉田市に生まれし、一人のおのこ。入門から半年余りで、あの月面の奥義を身につけて、気がつけばアメリカマット界を席巻していた。一体、プロレスラブとはなんなのか!この男に二元論は通用しない。ストロングスタイルがアメリカンプロレスか。ベビーフェイスかヒールか。はたまたプロレスか格闘技か。全く通用しない。思えば昭和、平成、令和。時代は移ろっても、技、試合のありよう、観客の声援スタイルが変わろうとも、一貫してこの男は二者択一を越えて、格闘芸術を作ってきた。作品を作るとき必ず削られていく。両の膝に人工関節を埋め込んで辿ってきた、いばら道。邪心は削られたのか。団体を渡り歩き、まばゆいスポットライトを浴びながら、常に志半ばで逝った橋本を思い、プロレスに殉職した三沢を抱き、昨年亡くなった猪木を仰ぎ見ながら戦ってきた。もう限界なんて、とっくに過ぎていた。しかし限界を超えてもなお輝き続けた夢物語。そろそろ今夜がお開きか。そうこれ、昭和プロレスの終焉(えん)なり。さあ、ザ・ファイナルカウントダウン。武藤、この610文字に愛を込めて、今積年の思いを込めて、さよなら、ムーンサルト」

この詩は凄く心に突き刺さったな

東京ドームが武藤コールに包まれ‥花道を去って行く武藤敬司
PPVを何度も見直し余韻に浸っていました…こんな神興行は滅多に無いですね…本当に素晴らしい試合ばかりでした
さようなら
 武藤敬司…
  ありがとう
   武藤敬司…