真白優希引退セレモニー
大の字の真白が上体を起こし
真白の引退セレモニーへ
花束・記念品などの贈呈
令和のベストフレンズのパートナー
親友の海樹リコ(SEAdLINNNG)
真白&リコのタッグは最高に素晴らしかった
アイスリボン全選手と
MIOレェリー
斉藤一二三(元レフェリー)
私が客観的にみても
真白はアイス選手の中でも
一線を画した選手だった
一見自由奔放に見えた真白も
その陰でわ誰よりも練習熱心で
プロレスに向き合っていたからこそ
真白は選手達から
温かく見守られていたんだと思う
未だに私は真白優希選手が
何を思ってレスラーになったのか?
よく分からない
しかし今言えるのは
「ありがとう…」の言葉
真白の経歴紹介
真白のデビュー前の上野音楽堂での
エキシビションマッチは
本当に酷かった
相手にドロップキックを打つのが恐くて打てなかったり
ちょっとした強攻撃で直ぐにギブアップしたり
まったくもってデビューにはほど遠い試合だった
私はきっとこの選手はデビューすら出来ないだろうなと高を括っていたが
暫くしてからデビュー
勿論、弱々しい選手でエルボーも弱いし、ドロップキックの打点も低いし
私好みの選手でわまったくなかった
暫くして段ボールで作ったベルトを持ち込む様になり
【ガチャ王】を名乗り出した時は
なんだかな〜っと嫌悪感もあった
しかし、真白優希が私の推しになるのはそんなに時間が掛からなかった
圧倒的に試合が面白かった
私のプロレス観戦歴の常識の無いプロレスが真白優希だった
次に何をするのか分からない、ワクワク感…ハラハラドキドキ💗
気付いたら真白優希のプロレスの虜に落ちていたw
勝敗を超えたエンタメとしてのプロレスに加えて
いつも真白自身のポテンシャル限界を超える試合をする真白優希の姿に
ドンドン引き込まれていた
あんなに弱々しい真白がギブアップしないで耐える姿に感動して泣く事もあった
子供も喧嘩みたいに泣きじゃくって相手に食らいつく姿に
声援を送らないわけがなかった
藤本つかささんが喜怒哀楽をリング上で出しなさいって選手に言っていたが
それを体現していたのが真白優希だった
私は真白優希選手と出会ってプロレスの見方がかなり変わった
勝敗も大切だがその試合にどの様に向かっているのか?
常に限界を超えた試合をしていた真白さんはよく物販に出る事もままならない時もあった
試合で燃え尽き、放心状態で物販に立っていた事もあったなw
真白がマイクを持ち最後の挨拶
真白
「ありがとうございました
今日で最後の試合で皆さんに真白ワールドは見せられたでしょうか?
そして私の引退相手がすずさんで良かったなと思います
ありがとうございます
私はこれからプロレスとまた別の違った道を歩んでいくんですが
ここアイスリボンは続いていくと思いますので
皆さん、今後とも応援よろしくお願いいたします
私は引退しても、皆さんの心の中に真白優希は生き続けると思っております
たぶんいますよね…私が心の中に…いますよね?
本日は私の最後を見に来てくださり、ありがとうございまーす
元気でね~」
なんとも真白らしい軽い感じの挨拶だったw

挨拶を終えてリングを降りようとする真白をセコンドが慌てて止める
引退の10カウントがまだ残っている
10カウントゴング
まったく関係ないが東京女子プロレスの乃蒼ヒカリ選手はプヲタで
ヒカリ選手のサイン会でよくアイスの選手の話しをしているんですが
ヒカリさんはデスマッチ好きでいつも鈴季すず選手の話題ばかりだったのが
ヒカリさんから真白優希さんって可愛いですよねって話題を振って来た事があった…乃蒼ヒカリ対真白優希も観たかったな…
名前がコールされ
白いテープがリング上に舞う
入場テーマが流れ
笑顔で手を振る真白
あぁ~終わっちゃう…
私の心は寂しさでいっぱいになった
引退試合もそうだけど
この日までの引退ロードで
更に強くなった真白さん
ファンからしたらここでやめてしまうのは勿体ないって
思っちゃうな
次第に泣き始めてきた真白の涙に
貰い泣きが止まらない私…
最後の後楽園ホールでわ
声出し禁止なので
自分の中で真白の名前を叫んでいた
本当にありがとう
真白優希は私の中で
レスラーとして生きていきます
フッと真白を見たら
童顔だから子供みたいに見えた
真白はゆっくりと
深くお辞儀をして
ファンに挨拶して
リングを降りてゆく
最後は安納、ハム子、いぶき、真琴、石川が騎馬を作り
真白を乗せて
リングサイドを一周
騎馬の先頭は安納サオリ選手だった
なんで安納?って思ったが
ICEチャンピオンであり、鈴季すずの親友を考えたら納得だろうな
観客に手を振る真白に向かって
思いっきり手を振り、至近距離だったからちょっとルール違反だが
真白に「ありがとう」って叫んだ
聞こえたかは分からないが、自分自身の気持ちの整理はこれで少しはついたかな
真白を乗せた騎馬はゆっくり一周して
会場を後にして行った…
真白ワールド…【完】