試合後のマイク
藤本
「苦しくて、痛くて、しんどい試合でした。でも、山下はほんと強い。
笑っちゃうぐらい強い。
そんな強い山下にどうしても勝ちたい理由があったの。
4月18日に、私の地元である宮城県利府町で凱旋大会があります。
去年はコロナで中止になってしまいました。
今年、東日本大震災からちょうど10年、どうしても、この新しいベルトを利府町に持って行きたかった。
なのに、先日の、震災で、会場場所である、利府町総合体育館が壊れてしまいました。
今、代替となる会場を探しているけど、まだ見つかってません。
なんで今地震がって思うけど、今日山下と試合をして、覚悟をもらいました。
やられても、困難に立ち向かうのがプロレスラー。
そしてそれを客さんに伝えるのがプロレスラーの役目。
今日諦めなかった、諦めなければ終わりじゃない。
やられてやられて諦めなかったから勝つ事ができた。
山下だって今日私に負けたけど、またリベンジしてくるよね?
それがプロレスラーの姿だよね?私はね、必ず宮城県にアイスリボンを届けます。
その覚悟を山下と闘ってもらいました。
だから山下も絶対に、利府町でプロレスしてね。
うちらの女子プロレスで見せつけてやろうよ。
覚悟をありがとう」
山下
「デビュー当時から、裏で泣いてばっかりの私を見てきた藤本さんに、後楽園のメインで強いって、言ってもらえたのは、悔しいけどかなり嬉しいです。
逆に、ピンチも弱いところも曝け出してプロレスにしてきた藤本さんを見てずっと覚悟してましたよ。
後楽園でやられるの覚悟してました。
だから、体育館壊れればどうにかできるって教えてくれますよね?私も行きますよ!
藤本つかさを倒すためにアイスリボンに来たっていうのはもう少し楽しみにとっておくことにします。
だからその時まで引退したり結婚したりしないでください。ありがとうございました」
藤本
「結婚はいいじゃんさせてよ!えー、山下が超えるアイスリボンの歴史ですよ。
これからもよろしくお願いします。
そして、私ね、利府町にこのベルト持っていくって決めたから、3月の後楽園防衛戦しません。
4月の後楽園で防衛戦したいんですけど、今日後楽園ホールを見渡して思ったことありました。
去年雪妃真矢がリボーンして、くすぶってる中堅を煽って一年後、松屋うのが挑戦者になって、フランクシスターズも新しい道に行く兆しが見えました。
ほんとにね、ユキがリボーンしてくれたお影でアイスリボンの中堅と若手が底上げされた気がする。   ほんとに、ありがとう。
ちょっとおいで。ほんとにね、雪妃には感謝してる、ユキはアイスリボンのために頑張ってくれたと思う。
だから15周年だし、ユキとシングルしたくなっちゃった。
もう2年前と違う戦いになるのかな?
ほんとに、嫌な役回りだったけど、ユキが居たからアイスリボン守られた。
アイスリボンを広めるためには、このカードふさわしいと思うんだけどどうでしょう?
4月ね」
雪妃
「なんですか4月って」
藤本
「利府町にこのベルト持っていきたいから」
雪妃
「3月に後楽園大会ありますね」
藤本
「3月前哨戦しよう」
雪妃
「相思相愛ですね。今日のシングルタイトル戦見てて、15周年に向けてフルスロットルの藤本つかさ見て挑みたくなりました。
ですが3月ホールでやりましょう」
藤本
「4月にやりましょう」
雪妃
「3月にやりましょう」
藤本
「4月にやりましょう」
雪妃
「3月のホールでやりますよね?」
藤本
「4月で見たいですよね?」
雪妃
「最初はグー。あっちむいてほい!
よっしゃー!     
3月のホールこのベルト賭けて、シングルのベルト賭けてやらせていただきたいです」
藤本
「そういうとこ、アイスリボンぽいね
よろしく」
藤本
「それでは今日出場した選手リングに上ってきてください。
今日のレスラーたちのリングでの戦いが、誰かの励みになると、いいなって思います。
プロレスにそういう力があることを信じて、これからもこの言葉を叫びたいと思います。いきます!
プロレスでハッピー!アイスリボーン!」

つっかさん、綺麗だな
笑顔がたまらない
つっかさんの強さが少し分かった
試合中にほとんど動きまくっているから試合展開がどんどん早くなって、それがいつの間にか、つっかさんペースにハマっていき
気付いたらスタミナが削られ、つっかさんのペースに着いて行けなくなり
カウンターを喰らいやすくなってしまう
だから、つっかの試合展開は早くて
あっという間に時間が過ぎていく
スタミナお化けとはよく言ったもので
スタミナが切れる前に仕留めないと
つっかさんには勝てないだろう
あと、つっかさんの試合は相手の良さを引き出すから面白いしハイレベルな展開に
連れていかれる
また、自分自身を試されている様な感じにさせられるんじゃないかな
まぁ、兎に角、見て欲しいです
売店にて
私「つくしさん、泣いていましたね」
つくし「だって、独りぼっになっちゃったから」
私「つくしさんには沢山のファンがいるじゃないですか、それぐらいで泣かないでください」
つくし「うん」
私「ところで、ピースパのマッチメークはつくしさんが考えてるんですか?」
つくし「そう、私だよ」
私「凄いッ、ピースパは今めちゃくちゃ面白いですよ、なんか急に大人のつくしさんになりましたね」
つくし「ありがとう」

つくしさん、いろいろ頑張っているなぁ
私「妹加さん、防衛おめでとう」
妹加「ありがとう」
私「妹加さんのもう1人の相棒がつくしを裏切って泣かしていましたよ」
妹加「えっ、つくしさん、泣いたの?」
私「多惠さんが泣かしてました」
妹加「www.、大変だw」
私「妹加さん、最近、調子よさそうですね」
妹加「そう? 頑張る」

笑顔が素敵な妹加さんでした
私「雪さん、いよいよ、来ましたね」
雪「あれから2年位かな?」
私「最後って、戴冠した時でしたっけ?」
雪「いや、最後は引き分けでベルト返上したんだよね」
私「あっ、そうそう、引き分けだった、今度取ったらまた、三冠目指して欲しいなぁ」
雪「うん、頑張る」

最近、雪さんと話せる様になって来たし
ラム会長とは緊張で話せず
唯一、話したのは、今日組んだ
ラム会長、安納サオリ、松本浩代
3人のシャツやらグッツを付けて来たことを話しただけでした
私「防衛おめでとうございます」
世羅「ありがとう」
私「青木さん、強かったですね、椅子ぶち抜きからも立ち上がって来たし、新たなデスマッチレスラーの誕生ですね」
世羅「何度も立ち上がって来るからまだいけるまだいけるって思ったし焦った」
私「あのルールは複雑で観ていても訳が分からなくなったし、あー今世羅さん分かってないなってハラハラドキドキしました」
世羅「(笑)そうでしょう、ハラハラドキドキしたよね、途中、あれっ?今カウント2だっけ?正直、パニックになったし、青木はきっちり分かっていたから頭がいい」
私「次回からあまり複雑なルールにしないでくださいね」

世羅さん、笑っていました
すず「どうでしたか?」
私「凄かったですよ、思いっきり蹴ってましたね、あれは、駄目ですよ、こっちも痛いから、七番勝負は全員男子レスラーの予定ですか?」
すず「一応、予定はそのつもりです。スケジュールが合えばですが、あっ痛たたた」
私「大丈夫ですか?きっとあとでもっと痛くなりますよ」

すずさん、当たり前だけどダメージが相当あってかなり痛そうでした
大丈夫かな?
私「つっかさん、おめでとうございます。何度も何度も駄目かと思ってハラハラドキドキしました。心臓に悪い試合でしたよ」
藤本「本当、何度も駄目かと思った。山下強過ぎた」
私「(笑)観ながらあぁーつっかさんがボコボコにやられて涙が出てきて泣きながら観てました」
つっかさんがチェキに、
「初めて泣いた記念日」
と、記入
私「別に今日だけ泣いたんじゃなくて毎試合泣いてますけどね」
藤本「本当?(笑)、鈴木さんって、いろいろごちゃごちゃ(ファッションしてますよね)ラム会長尽くし?」
私「実は、中は安納さんシャツ、手首には松本浩代さんリストバンドで、今日のタッグチームの完成です」
藤本「凄~い、本当だ(笑)」

という事で、私がD&Dっと云うのがバレてしまった?というか、完全にやらかした
パンツは、つっかさんの嫌いなSTARDAMのタムさん仕様だった
バレないかと思ったけど、つっかさんはしっかり見ていたから、バレていた( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)