写真力
暑かった鈴鹿8耐、そして翌週のもてぎとレースは続いた。暑い時期に行われるレースは体力がキモになる。そのほかでは精神力となんといっても「写真力」が相当大事になってくる。これはもう経験でしかないので、あーしろこーしろなどとは云えないものなのだ。あくまでも表現のしかたであって最近このことばを使っている。
誰でもシャッターは押せるし、写真を撮ることはたやすくできる。これは大昔から変わることはない。がしかし「写真の表現」とか「光を操る」などと言い出すと話しが変わってくる。いわゆる「作品レベル」の写真、あるいは魂とは大げさだが、フォトグラファーの写真にたいする考えや、心構えなどがおもいきり入ってくるとおのずと写真が違ってくる。そういった「力」を写真力と云っているのである。
はたして、そんな写真力が表現されているだろうか…
ところで、新しい500mmと1DXの組み合わせで鈴鹿8耐のときやっとテストが出来たので報告しておきます。8耐ウイークの金曜日からこの組み合わせで撮ってみた。そう、結果は明らかで素晴らしいのひとことだった。そんな安心感があるとシャッターを押していても楽しくなるものだ。
細かいカメラのセッティングや内容はパスしておくが、とにかく切れのいい写真が撮れたから満足できたということだ。いい写真がたくさんあると選ぶのも大変だが、これはうれしい悲鳴でもある。いい方を替えれば、いい写真の確率が高いということはなににもましてありがたいことであり、カメラやレンズを作る技術のおかげでもある。また、カメラというマシンを通じて作品を作る我々フォトグラファーは、そのマシンにたいしての依存度が極端に高いともいえるわけで、常に一級の機材を使っていたいなと…
それにしても8耐…暑くて日差しも強く、コントラストも強烈、しかも陽炎も容赦ない。そんな熱い戦いをコースサイドで繰り広げているフォトグラファーの想いが写真になっていく…
ライダーも暑さとマシンの耐久性にある種の賭けを行いながら8時間のレースを戦っている…
ひたすら撮り続ける…
ひたすら走り続ける…
写真を表現する。
走りを表現する。
答えはいつだって心の中にある。
そしてそのベクトルは常に同じ方向を向いている。

そろそろ暗くなる時間帯、ライダーもカメラマンも
疲れがピークに近づいてくる…
でも、走る、撮る。

デグナーの立ち上がりは好きなコーナーのひとつ。
光をコントロールしてカッコイイ写真を狙うのだ。

いち早くD-1199 Panigaleを用意して8耐に臨んだTeamSugai
リザルトは12位と大健闘。素晴らしい。

D-1199 Panigaleを駆る武石。ベテランのカッコイイ走りは健在。
結果も12位と大拍手。

最後の最後まで見せてくれた出口修。
その熱い走りを目に焼き付けた人がたくさんいた8耐だった。

予選トップタイムで臨んだが結果が上手く出せなかった今年のヤマハ
来年に期待しておこう。

その視線の先に何が見えていたんだろうか…
東村の頑張る走りがいつかお立ち台に繋がると思いつつ…

これは武石の5コーナーのバックショット。
光がもっと欲しかったな…

全日本RR第5戦もてぎ2&4。
関口の走りは予選から強烈だった。結果優勝。おめでとう。

とにかくどこにいても陽炎の影響をもろに受けたもてぎ。
たまに日が陰りスローシャッターで撮ってみる。

ピットはいつだって忙しい。
短時間にできることには限界がある。それでも頑張る。

ライダーの想いは優勝という二文字。
そのために詰めていくことは膨大にある。

浦本のバックショット。今回はうまく燃え尽きることができなかった…
使ったカメラは…
EOS1DX
EOS1D Mark IV
EOS1D MarkⅡN
使ったレンズは…
NEW EF500mmF4.0
NEW 1.4EX
EF17mm~35mmF2.8
580EXⅡ


という巧の走り
