目にとまった光景 | フォトグラファー瀬谷正弘のブログ

目にとまった光景

 ここ2戦のレースで目に焼き付いていたカットや旅するなかで見つけた光景もいくつかアップしてみた。それは走りの場面に限らずそのときの気持ちが写真に表れているものだったりする。それだけ写真の表現は奥深いし、楽しいと云うことでもある…。

 筑波のGP-2では結果的に転倒してしまったレース中の浦本の走りが妙に印象に残っていた。過去何度撮影したかわからない第一ヘアピンの立ち上がりから撮影したカットだが、これまでのアングルとは違っていたこともある。レンズのおかげと云えなくもないだろう。400mmF2.8+EX1.4でEOS1D Mark IVだから焦点距離は728mm。なんか写真の出来上がりが新鮮だった。
   
 昨年は正直いまひとつ元気がなかったGP-2参戦中の岩田悟だけど、今年は復活の走りを何度も見せてくれている。予選から元気よくその走りが決勝まで持続しているから頼もしい。必然的に目にとまるし、もとより個人的にも応援しているし撮影も増えるよね(笑)いわゆる悟的な乗り方が復活しているのがもっとも印象に残っていたということなんだ。

 オートポリスのST600では楽しいことがあった。JSBで活躍中の須貝がST600にもエントリーしていたのだ。久々の600でベテランはどんな走りをするのか気になっていた。そして同じSSUGAI RACING JAPANからST600に参戦している深津拓真もいる。いってみれば師弟対決というわけでもないが、ライバルになるわけで興味深かった。カットは同じアングルで撮影したものを選んでみたが、バイクの位置は微妙に違っている。でもバイクのセッティングや乗り方で同じCBRだけどまったく違うから面白い。このカットだけ見ていると深津も乗れてる印象だよね。しかし、なかなか結果に結びついてないのが悔しいだろう。走るからには常に優勝目指して頑張って欲しいね。興味深かく感じたのは須貝の走りをJSBとST600で随所で撮影したけど、その基本的なライディングフォームや走り方などはあまり変わらないんだなってことだった。もちろん、ライダー的マシン的には当然あれこれあるだろう。見た目の印象やいくつかのコーナーで写真の印象は大きく変わっていないのだ。バイクのパフォーマンス的には4発の600ccとツインの1098ccではなにもかも違うのに、もとになるものが同じライダーということが大きな要因?になっているのだろうきっと…

 同じオートポリスではスペアマシンを持ち込んできたST600の小林龍太がいる。久々の第1レースで表彰台にあがり実力を見せつけてくれた。やったね龍太決勝でも鋭いコーナーリングを見せていたな。ところが、第2レースは気温が上がった翌日はもちろんドライでの決勝。結果的に走りにタイヤがついてこれず不完全燃焼だったのが残念。しかしながら久々に元気のあるところを撮影できたのがうれしかった。

 第2レースのST600は1コーナーへ久々に行ってみた。当然天気もよくストレートの長いAPは陽炎バリバリなのは承知の上だ。デジタルになってから陽炎は大敵でもある。余談だが、カメラの性能が上がれば上がるほどその傾向が強くなる。まあ、アングルや撮り方で対処できるんだけどね。誤解のないように付け加えるとフイルムの時代でもあったんだけどデジタルになってからはより繊細になり、しかもそのような条件下でもドンピシャに決まると凄い写真が撮れるのがデジタルならではともいえるのだ。
 そう、ホールショットはタイのライダーDecha Kraisartだった。それぐらいスタートもいいってことだし序盤からガンガン行くのが印象的なんだ。レース1もレース2も優勝した。やるなあというのを素直に感じたAPだった。

 筑波の山口辰也は結果3位だったが、ライダーマシンともパフォーマンスが上がっているように見えた。あとで本人に聞いてみると筑波はストレートが短いし、マシンの差が出にくいからと話していた。それでもキットマシンでの3位は大きかったのではないだろうか。8耐やその後のJSBに大いに期待だ。
 R6でST600に参戦中の中富伸一の走りも印象的だったな。結果は5位だったけど予選からの走りはイマイチだったけど結果的に前の方に必ずいるし、セッティングがうまいんだねやはり。見てると職人的な走りといってもいいよね。あたりまえだけど、そのライディングフォームはとても安心感があるんだ。
 
 

 出掛けていく先々でも目にとまるものはある。それに気がつくかつかないかの差だろうと思う。それは熊本の麦畑だったり、金環食やあるいはドラマチックな夕焼けもあるし、雨に濡れた紫陽花だったり…そのときどきで目にとまりカメラがあればその光景を撮影できる。そんな時のカメラはコンデジだけど、ただそのときの気分で持っているカメラでできることしかない、つまり縛りがあるからそれはそれでおもしろいといつも感じているのである…










































雨に打たれた紫陽花G12の表現力はいいね。




G12で撮ったドラマチックな夕焼けキレイだ。



カメラはEOS1D Mark IV
EOS1D MarkⅡN
G12
G1
レンズはEF400mmF2.8
NEW EX1.4
EF17~35mmF2.8
EF70~200mmF2.8
BELL&HOWELL SUPERCOMAT 1inch F1.9 (16mmシネレンズ)