V8
その中身だけど…
特別仕様
6速MT
専用ファイナルレシオ:3.73 ベースは:3.15
19インチアルミホイール
ピレリP-Zero 255/40ZR19
Brembo ブレーキパッケージ(ハイパフォーマンスローター&キャリパー)
専用チューン・サスペンション
専用チューン・アドバンストラック
専用アルミシフトバー
本革巻ステアリング(カラー:レッド)
インテリアトリム(カラー:レッド)
本革シート(カラー:レッド ホワイトストライプ付)
主要諸元
エンジン:V8 5.0L Ti-VCT
トランスミッション: 6速MT
最高出力: 307KW(418ps)/6500rpm
最大トルク:529N・m (53.9kg-m) /4200rpm
と、いうことになっている。これだけみてもその性能ぶりが伺えるってもんだけど、実際の走りはどうなの?って気になるよね。結論から云っちゃうと、楽しくてもうたまりません!!というのが本音ですな…。
話しが古くて恐縮ですが、かつて1966年型のFord Mustang FastBack 5MTに乗っていたことがありまして、このクルマはアメリカで探して時間を掛けて整備し、日本に個人輸入したものだったんです。その年の12月24日に横 浜に着いたという、まさに自分自身へのクリスマスプレゼントになったというワケですね。あれやこれや日本にきてからもさらに手を入れたりして大変だったけ ど、それなりに楽しんでいたんですね。
そう、2006年9月なんだか急にアメリカでMustangで旅をしたくなり、もしやるなら映画「ブリット」の舞台になったサンフランシスコで、映画のシーンを気取ってあれこれ写真を撮ろうなんて企画も考えたんです。オリジナルの映画は当時当然観てますし、なんど観たか分からないほどビデオでも観てますが、改めて撮影用に見直して画面をキャプチャーしたり、一緒に行った相方のモロチャン(両角岳彦氏)には道路の情報やロケーションの確認などやってもらい、準備万端でSFに乗り込み撮影したというわけです。この模様は当時いくつかの雑誌やWeb系で露出したので観たことある人もいたりするのかもしれませんね。その後ネヴァダのRenoで戦闘機のP51Mustang(Strega)と撮影したり…一旦ロスに戻りGT500に乗り換え改めてR395など数日走り回って合計3600kmの旅をしたのでした…。
そんな思いで深いMustang、しかも「V8 GT Performance Package」とくれば乗らずにはいられないでしょ!!
エンジンに火を入れる。するとV8特有の重低音の排気音が響き渡り否が応でもその気にさせてくれる鼓動が伝わってくるのだ。8個のピストンの動きを想像してしまい思わず微笑んでいる自分がいた…
シフトレバーを1速に押し込む。ストロークも少ないし、ゲート間の距離も短くなかなか小気味いいダイレクトな感覚で好ましい。かつて乗っていた66年のMustangのレバーがどこまでいくのかというぐらいのストロークの4速MTのミッションと比べようもないが、隔世の感がある…。1速から6速まで加速感を楽しみながらシフトアップしていくとあっというまに限界スピードまで回っていくエンジンのフィーリングはとても楽しく、一瞬V8?と思わせる。リミット6500rpmというエンジンは充分すぎるパワーとトルクを持ち合わせていることを再確認できた。
高速などでは一旦合流してしまえば6速だけでOK。普通の追い越しならそのままジワーッとアクセルを踏み込んでやれば慌てることもなくレーンチェンジが行える。元気よく行くなら5速に落としてガバッと踏んでやれば一気に加速してくれるからそれも楽しい。
ワインディングなどでは6MTの楽しさを最も発揮できる場面だったし、これは楽しくて仕方がないとしか云いようがない(笑)久しぶりにシフトする楽しさを充分味わうことができたのだった。だって、クロスレシオのミッションを細かくチェンジしながら走るだけでおもしろいし、これがクルマだよねって感じ。タップリのトルクはなにをするにしても余裕があり、安心感に繋がってくる。
大排気量、大トルク、低回転、ハイギヤード(このギヤリングは現代的だね)がアメリカの大地に合っているけど、日本でも高速ならそれを味わうことができる。100kmだと2000rpm以下というのがいいよね。こういったクルマで燃費を語ってもしかたないけど800km走った総合燃費は8.5kmだった。5Lの排気量と考えればOKでしょう。
そういえば、リヤサスはリーフリジットでホーシング(デファレンシャルギヤ)があって昔ながらのスタイルを踏襲しているMustang。ロッド類は今風にアレンジされてるけど…あくまで全般的な使い方のなかではあるが、それがアメリカで走ったときも、今回東北方面でのワインディングでも足回りそのものの違いはシロートインプレではあまり感じられなかった。もちろんブレンボのブレーキやピレリタイヤのパフォーマンスに助けられていることには間違いないのだけど…。
いくら書いてもキリがないほど個性的で楽しいクルマだったMsutang 。今回は約1週間で800km走ったが、いつかまた行く先々の素敵な場所で写真を撮りながら2000kmぐらいの旅がしたくなってきた。

以前乗っていた1966 Mustang Fastback 4MT
いい時代のアメリカのクルマだね。

映画「ブリット」のなかで登場するコンビニの前でワンショット。
いまでもこの店はあるから楽しいね♪ブリットのことで聞きたくてMustangで来たよ
っていったら店のオヤジがクルマの運転席を覗き込み「ちゃんとスティックじゃん、分かってるな」なんて云われたのだった。この手のクルマはマニュアルじゃないと話しが通じないからおもしろい。まさにアメリカだよね。

これも「ブリット」の映画の中で使われたCRAYとTAYLORの交差点。
実際はダッジ・チャレンジャーを追いかけるスティーブ・マックィーン駆る
68年型Mustang FBが右側から来てオーバーランしながらハードブレーキングし、切り返して右折するシーンの場所というのはほかの交差点でしたね。気になり映画を見直してみたらクルマの向きはこれで正解でした、ハハハッ
坂を下ってハードに左折して行くシーンですね。
ムービーカメラはもう少し右側の位置からのショットです。

Renoで「Strega」とツーショット。こんなカットなかなか撮れないよね。
ちなみにこの機体ここ3年ゴールドクラスで優勝しているんだ。
800km近い平均ラップスピードで飛ぶ姿は素晴らしいのひとこと。

世代も変わってデザインも変化しているけど極端な違いはなく
好感が持てるよね。カッコイイ

リヤビューからの見た目も相当存在感がある。
テールランプ付近のデザインが新しい感じかな。

インパネは赤い革巻きのステアリングとシートがポイント。
その赤だけど乗ってると案外気にならなかった。

5Lのエンジンはもういうことなし。エンジンルームの見せ方もうまいな。
写真が撮りたくなる演出がなされているよね。カッコイイ

このエンブレムはインパクトがあるな。
でもなくてもいいかも、なんて思ったりして…

ピレリタイヤなかなかグーでした。アルミのシフトノブは冷たく男っぽい。
真っ赤なシートの座り心地はいい。ドアを開けるとMustangのLEDの文字が浮かぶ。
メーターは66年頃のイメージを踏襲していて演出がうまいね。

Mustang(野生馬)のメタルのエンブレムも当時のイメージをうまく演出している

このアングルはなかなか力強さを感じさせてくれる。
とにかくカッコイイ。
カメラは
EOS1D
EOS1D MarkⅡN
G12
