前回のブログに書いたように、前妻の不倫相手は覚〇剤常用者だった。

 

 

 

自称理容師のその男は、前妻が営んでいた理容店にお客さんを通して、

 

「是が非でもつかってくれ」

 

と売り込んで来た。

 

 

 

前妻に頼まれ、面接に立ち会ったが、なんか胡散臭い。

 

僕とは絶対にそりあわないタイプ。

 

 

 

それでなくても、女性ならまだしも男というのが気に入らない。

 

 

「あの男はやめておけ。」

 

 

 

ところが前妻は、いかにその男が腕が優れているということと人柄の良さをまくしたてる。

 

そのうえ、どうしても雇いたいと言う。

 

多分、この時点で惚れていたのだろう。

 

 

 

金銭感覚が乏しい前妻は、店が赤字続きだということを自覚していないらしく、

以前雇っていた女性従業員の給料も稼ぎ出せずに、その当時勤めていた僕の給料を、全て店の従業員の給料に充てていたことを都合よく忘れてしまってるようだ。

 

 

 

また、その男がその当時住んでいたところが、片道50分。

 

どうするつもりか聞いてみると送り迎えをするという。

 

 

呆れて思わず「馬鹿じゃないの?」と言ったがどうにかすると言う。

(この時点でイカレてる)

 

 

とにかく「腕をみてくれ」と押しかけて来た男をとても送迎しきれないことと、給料を払いきれない事を話しながら、片道50分かけ、前妻と送りながら丁重にお断りした。

 

すると、その男は「売上上げればいいんじゃない?」と言い始め、散々金銭面で苦労させられてきた僕は「世の中そんなに甘くない。」と車中で口論になった。

 

あまりにふざけた言い草に激怒しかける感情を抑え、どうにか男を納得させ帰路についた。

 

 

 

ホッとしながらの帰り道、あきらめきれない前妻が「なんであんないい人を断るんだ。」と道中泣きながら訴えてくる。

 

給料もきちんと自分達で稼ぎ出すと言う。

 

 

そんな話は到底無理なのはわかっていたが、根負けした僕は仕方なくその男を雇うことを承諾した。

 

 

 

続く