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垂れた乳房矯正術
垂れた乳房矯正術とは？
乳房は母乳をつくる乳腺組織とその他の部分である脂肪組織とでできています。短期間に過激な体重変化や出産、授乳などの過程があれば、脂肪組織が小さくなり皮膚が伸び、乳房が垂れます。
未婚の女性にも多く見られることから先天的な原因もあるということが分かります。
O 手術時間：２時間程度O 麻酔方法：全身麻酔
O 入院治療：１日入院
O 来院治療：２～３回
O 回復過程：３～４日後から日常生活可能
O 抜糸：１０～１４日目
－ 垂れた乳房の種類
垂れた乳房（乳房下垂）は、その程度により３等級に分類されます。
垂れの程度はアンダーバストラインを基準とし乳頭がどれだけ下がっているかで判断します。
垂れた乳房（乳房下垂）の程度？A段階 乳房下垂：乳頭がアンダーバストラインかそれより下１cm以内 。
B段階 乳房下垂： 乳頭がアンダーバストラインより１～３cmで、 乳房組織の下部よりは上にある。
C段階乳房下垂：乳頭がアンダーバストラインより３cm以上下にあり、下向きになっている。
正常な乳房は乳頭がアンダーバストラインより４～５cm上にあり、上記の場合は矯正手術が必要です。
２．手術方法
“乳房下垂”はアンダーバストラインと乳頭の高さとの関係を基準とし、程度を判断しこれに対する矯正、方法、下垂程度、乳房の大きさ、傷跡などを考慮して決定します。
手術方法は相談と診察を通して乳房の状態を確認しながら決定します。
①下垂の程度が小さく乳房が小さい場合：インプラントを利用した豊胸術だけでも乳頭の高さが１～２cm上がり、満足な結果を得られます。
②下垂の程度が大きい場合：乳輪切開法で下に伸びた皮膚を切除し、乳頭の位置を適切に調節します。必要に応じて豊胸術や縮小術を並行することもあります。
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