一輪の花も咲かせられなくて、ごめん。

僕はわりと人気のマジシャンなんだ。

でも、やっぱりダメなんだ。

君に「告白」を決めてから、お気に入りのシルクハットが見つからない。

僕のかけ声ひとつで、大きな象も僕にひざまづいたんだ。

嘘つきじゃない。

これは、ほんとのことなんだ。


僕はマジシャンなんだ。それも、わりと人気もののね。

どうしても君には、魔法がきかないみたいだ。



どうしても、君の時だけ。