かなり久しぶりにブログを書く気がします笑
今日は歌ってみたのMIX作業を公開しようかと思います。
なんでこんなことをするかというとなかなかこういう作業を暴露している記事が少ないからです。
僕がミックスを始めた頃にも全然記事がありませんでした。
もちろんみんな隠しているんですね。
そう簡単に技術は盗ませないぞと。
それはほんとに大事なことだと思います。プロにとっては死活問題ですからね。
でも僕はプロではないので公開しようかと笑
歌ってみたのミックスだけですけどね。
個人的にはミックスできる人が増えると嬉しいし歌い手が自分でミックスするのもかっこいいじゃないですか。
そういう人が増えるといいなと思ってる人間です。
最初に一つだけ言っておきます。
やっぱりお金はかけたほうが良いwww
時短になる便利なプラグインが本当に多いんです!
今は「まずはWaves Gold」っていう時代ではないんです。
それにエンジニア志望ではないなら有名メーカーやスタジオで定番のプラグインなんか揃えなくて良いんです。
最近はフリーでも良いものがいっぱいあるみたいですしね!
そしてこのミックスは僕が独学で習得したものです。
多分全然正しいやり方じゃないと思います。
無理やりなところもあるのであくまで参考までに。。。
さて、前置きが長くなりました。早速始めていきましょう!
まずDAWに音源とオケを取り込みます。
ボーカルがこのようにステレオの場合はモノにします。
ステレオのほうが厚みがでるという人もいます。
僕はそうは思わないのとあとあと楽。
あとプラグインもモノ用になるので負荷が少ないです。
モノにしました。
先にオケのBPM(テンポ)を調べておきましょう。
♩=105ですね。
さて次は無音部分を消していきます。
ProTools(以下PT)の場合はストリップサイレンスで一発です。
色も分けました。
色分けは完全にその歌い手さんのイメージと曲調で決めますwww
一つ言い忘れました。今回画像めっちゃ多いです!!
PTの場合オケが0dbを超えることが多いので-0.1〜-0.3db下げておきます。
そしてミックス画面で音量調整。
マスターは余程のことがない限り0から一切動かしません。
今回オケがマスタリング済みだったので結構下げました。
ぱぱっとタイミング補正していきます。
10〜15分で終わらせたいところ。
そしてAUXトラックをモノで作りWaves Rewireをインサートします。
僕はWaves Tuneでピッチ補正をするんですがこれをインサートしておくとすごく便利になります。効率重視。
そしてTuneにボーカルを読み込ませている間に
コンソール系プラグインを決めます。
だいたいこの3つから選びます。
左からKramer、SSL、TG12345
今回はSSLでいきます。
次はコンプも決めましょう。
この2つしか基本使いません。
これはNative Instrumentsですが76系かLA-2A系ですね。
今回は76でいきます。
続いてEQ
これはいつもFabfilter Pro-Q2一択です。
200Hz以下バッサリですが毎回こうではないです。
あと今回はディエッサー必要なさそうだったので10〜15kHzあたりを削りました。
デジタルEQでは基本カットだけ使います。
最後に音が少し丸くなってこもった感じがしたので
ハイの魔術師ですねw
Maag EQ4
ハイをメインにブーストしてます。ほんとに良いEQです。
そうこうしているうちにTuneの読み込みが終わりました。
ピッチ補正はできれば30分以内には済ませたいですね。
ピッチ補正やこの後のハモり作成で僕が裏で立ち上げるプラグインがあります。
それがこれ
KorgのM1 音色はオルガンを使ってます。
別になんでもいいと思いますが持ってる中では一番立ち上がるのが早いので使ってますw
これを使いながら実際にMIDI鍵盤で音を出して音程を確認します。
やってるとその曲のキーもわかってくるので本当に早いです。
そしてメインボーカルを複製します。
色も変えて、必要ないところも省きました。
まずは下ハモから作ります。
ピッチを3度下げます。
曲のキーに合わせてスケールアウトしてるところも直していきます。
3度下げた場合、スケールアウトしている音程は1度下に下げればだいたい合います。
これは聞きながら確認するんではありません。
音程を見て判断できるようになりましょう。聞きながらやると時間がかかります。
ハモりができたら最後に隠し味
メインボーカルとほんの少しタイミングをずらします。
位相の乱れを緩和するためです。
上ハモも同じ流れで作ります。
こっちもずらしておきましょう。
これをずらしすぎるとピッチ補正ソフトの兼ね合いで声がひどいことになるので注意です。
ここまででこんな感じですかね。
ここでハモりの音をいじっていきます。
まずコンプのアタックとリリース
アタック最速、リリース最遅
76系はふつうと逆で左いっぱいが最遅です。
僕の中ではテッパンなんですがアタックを最速にすると音が引っ込みます。
ボーカルの後ろにいく感じになりますね。
そして上ハモは
少しセンターからずらしたい派です。ここは好みです。
そして下ハモの調整。
僕は下ハモにだけダブラーを使います。
なんとなく気持ち良い音になります。
画像はWaves ADTとDublerです。
今回はADTを使いました。
最後にステレオイメージャーで左右に広げます。
A.O.MとWaves S1です。
これもどっちでも良いと思います。
これを使うと左右からハモりが入るような感じになります。
あとは空間系ですね。
AUXトラックをステレオで2つ作り、ディレイとリバーブをそれぞれ別々にインサートします。
Sound ToysのEcho BoyとRelab LX480です。
ディレイはピンポンにして短めにし、オケに馴染ませるイメージですね。
リバーブは今回はプレートタイプです。
これをセンドでメイン、上下ハモりに送ります。
こんな感じに量を調節しました。後々微調整は必要です。
ざっと聞いてみて違和感がなければそのままマスタリング作業に入ります。
え、もう?!
はい。スピード命です。
マスタートラックに
パラレルコンプをインサートします。
これも僕のテッパンコンプ
elysia Alpha Compです。これのプリセットが優秀すぎます。
次にバスコンプです。
Native InstrumentsのSSLバスコンプです。
通称接着剤ですね。レシオは小さめにしてかすかにかけてます。
次にマスタリングEQ
これしかない。
bx_digital V3です。
でもまだいじりません。
まずは
ステレオ感を出します。
オケがマスタリング済みの場合と未マスタリングの場合で広げ方が違いますがだいたいこのあたりを目安にします。
次に低音はステレオの必要がないので200Hz以下ぐらいをモノラルにします。
低音はステレオだとしても人間の耳では判別できないそうです。
次にアナライザーを立ち上げます。
Fluxの綺麗なアナライザーです。
できる人っぽい雰囲気にさせてくれます。
下段右から2つ目がRMSです。
市販のCDではここが-2.9くらいだったのでそこを目指します。
先にマキシマイザーを立ち上げます。
A.O.MのInvisible G2です。最強マキシマイザーです。
使いこなせていません。
まずは
リミットを-0.3dbにセット
-0.1でも良いんでしょうけど保険です。
後々動画にした際に音割れするのを防ぐためです。
あとはゲインをぐんぐんあげてさっきのRMSが-2.9ぐらいになるところで止めます。
聞くに堪えない音です。
音量も音圧も全くなく、クソい。
そしてさっきのbx_digitalに戻ります。
ピークをつかって音が飽和している場所をどんどんカットしていきます。
で、結果こうなりました。
RMSは
下がってますよね?余裕ができたということです。
またマキシマイザーのゲインを上げていきます。
きました!
ちょうど良いバランスです。
あとは必要な箇所に応じてオートメーションを書いていきます。
これで完成!!
どうでしょうか。
参考になりましたか??
ふだんMix師というのはやり方はそれぞれあると思いますがこういうことをニヤニヤしながらやってるド変態野郎なわけです。
その大変さや凄さがわかってくれたら嬉しいですね。
自分でもできそうだとか、やってみたいとか思ったら是非やってみて欲しい。
いろんなプラグインを使ってますがそんなのなくたってできます。
ただ、あったほうが時短になる。
時間をかけたいのはピッチ補正やタイミング補正よりも
EQや空間関係のエフェクト
今回はなかったですがカットアップや加工の方です。
その他を短時間で済ませるためにも便利なプラグインはあった方が良い。
と思います。
ながながと読んでいただいてありがとうございました!
また!
次回があれば!!






































