シリアについては、「アサド+クルド連合(powered by Russia and Iran)による内戦終結に対して、アメリカは反対もしないけど、賛成もしないよ」という意思表示だったんではないかというのが、今の僕の仮説。
結局のところ、アサド抜きではシリアはまとまりようもなく(イラクのようになってしまう)、アサドに任せるというのが消去法で残る選択肢。
ただ、当然のことながら、アサド政権によるシリア再統治からは想定内外の問題が無数に噴出することが予想され、そういうことにはアメリカはかかわりたくない。
あくまでも、ロシアに責任を取らせる。
アメリカは、「アサドが良いと積極的に考えてるわけではない」という意思表示のために、トマホークをぶち込んだ。
じゃあ。
北朝鮮については、いったいどうなのか。
「ロシア」を「チャイナ」に置き換えれば、それで説明がつくのか。