1988年、僕は輸入米に150%の関税を課すことで、その他の非関税障壁を撤廃することを提唱した。
http://ameblo.jp/propanegas/archive1-198801.html
毎年10%ずつ下げていき、15年で完全自由化する。
小学校に入った子どもが高校を卒業するまでの年月があれば、経営合理化なり、転職なり、なんだってできるだろうという提案だ。
あの時、もしも実行に移していれば、今頃はコメ輸入自由化10周年を祝っている。
ところが、現実は。
778%の関税を、段階的に500%台に引き下げるということがやっと俎上に乗せられてきたばかり。
ことほど左様に、改革というのは、遅々として進まないものだ。
それにしても。
あの当時、関税化なんてのは、誰も乗ってこない暴論だったんだよなあ。