太陽光発電だとかで出来た(割高な)電力を電力会社が買い取って、一般家庭にコストを負担させる制度の案を経産省がまとめたらしい。
最大、家庭負担が月200円だってさ。
これ、「はい、わかりました」って払う人、いるのかね?
百歩譲って二酸化炭素の排出を減らさないといけないってのが真実だったとして、この200円を負担すればどれだけの効果があるのかってのを示さないのって、おかしくない?
すぐ隣にたった10年でエネルギー消費量を2倍にしたような連中がいるのに、この200円が本当に有効に利用されるのかどうか、不安でしょ。
IPCCの言うとおりに計算すると、日本が二酸化炭素排出量を25%減らせば、90年後の気温上昇幅を0.02度ほど抑制する効果があるはずなんだけど、この制度でそのうちのいったいどれほどをカバーするつもりなのか。
個人的には、0.02度(の何分の1か)のために毎月200円取られるなんて、まっぴらごめんだけどね。